とある探索者の話…

やあ俺は探索者のベック!実力はCランクモンスターをパーティで安定してくれるぐらいの実力を持っている探索者だ!

Cランクってなんだって?ランクってのはモンスターの強さの指標だなE、D、C、B、A、Sランクとあって右に行けば行くほど強く成り厄介な奴が多くなる。とまぁこんな感じだな。

俺たちは今日はパーティのみんなでロック鳥を狩りに行くことになった。

俺たちは結構ロック鳥とも戦っていて相手の行動パターンも知っている。

まぁ要するに楽勝とはいかないが油断させしなければ安全に狩れる程度となっていた。

鳥の巣ダンジョンは階層が少なくボスまでたどり着くのが結構簡単だだが空を飛んでくる敵しかいないので魔法が使えるやつがいないとかなり厳しいだが俺たちのパーティには魔法使を使えるやつがいるのでとても安心だ!俺たちは毎日の稼ぎのために素材と宝箱を求めてにロック鳥を狩ることが多い。

そして今日もいつも通りに狩りに行っていたそしてボス部屋まで来たんだがなんかいつもと空気がおかしい…なんか一箇所に視線が集まってるような気がするんだよなぁ俺もそれにならってその方向を見てみる…一体何が…ってあいつか?

そいつは目が鋭く身長がクソ高く筋肉も結構ついている黒髪の男だったのだがなんかおかしなところあるか?だってそいつは丸腰で…丸腰!?おいおい死んだわあいつ…さすがにロック鳥相手に丸腰はないだろう!あ、でもあれか格闘技系のスキルだったり体術スキルだったりを持ってんのかも知んねぇなだがよぉそれでもないぜ…だってあいつ家できるようなジーパンとTシャツ1枚だぜ?人によっては探索者によっては舐めてんのかって言われるぞ?俺たちのパーティーの奴らもおんなじことを思ったのか不安そうにそいつを見ている。

ま、まぁプレイスタイルは人それぞれだからとやかくは云わねけどよぉ多分死ぬだろうなぁ

まぁとりあえず並ぶか…

そうして並んでいると例のあいつの番になった。

□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□



□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□


〜30分後〜

いやに長いな?あいつの装備からして速攻しぬと思ったんだがな?ん?死んだとかわかるのかって?

ボス部屋で死んだらボス部屋の前にある光が赤く光るのさそうして死んだりしたら中に入れるようになる仕組みだ逆に勝った場合は宝箱取ると青い光が出て次の奴らが入れるようになる。

ピカァ(青色の光)

そうそうこんなふうに…って何だと!?

あいつ倒したのか!?Cランクモンスターだぞ!!

しかもソロでか…そんなのできるのはユニークスキル持ちか相当レベルが上のやつしかできないぞ!?

仲間たちやその他の探索者も驚いているみたいでみんな顔が驚愕に染まっていた。

そうして扉が開くとそこにはTシャツが所々赤く染まっているぐらいで大した外傷はないあの男がいた。

あの男はそれが当たり前かのように歩きダンジョンから去っていた。

俺たちはそれを呆然と眺めていた。

ん?あ、あぁそうか次は俺たちの番かびっくりして忘れてたわ。

よしみんな切り替えていくぞ!

そうして俺たちはイレギュラーはあったもののいつも通りロック鳥を相手にしたのだった。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る