第6話 怪物は買い物に行く
(よし今日もダンジョン張り切っていくか!前回はお試し感覚で行ったからなぁ今度は金になるようなものも集めて売るしかねぇなとりあえずカバンとか見に行くかついでに他の店も見に行くか)
俺は家を出てダンジョン組合の場所まで行きお店のところまで行った。
(相変わらずすごい活気だなぁいらんやつがいるしなァみてて飽きねぇなっととりあえず店を探さなきゃな…)
今日もダンジョン組合には多種多様な人たちがおりとても賑わっている。
ダンジョン組合の中にはたくさんの店がありダンジョンに行く前に寄れるのでとても便利な仕様になっている。
(えーっとカバンはどこで見ればいいんだ?武器屋に装備屋はたまたサバイバルグッズなんかも置いてある店があるな後はスキルオーブの店…スキルオーブかぁすごく欲しいが高いんだろうなぁ一応見に行ってみるか)
そうやって木の扉でできた店に入るといろんなスキルオーブが並んでいるのがわかる
「いらっしゃませー!」
そう元気な声で店員は挨拶をしてくる
(結構いろんなオーブがあんだなぁさて買えるものがあるかはわからんが一応見るか…お、腕力強化がある何円してんのかねぇ…は?百万円だと)
俺は思いのほか高かったスキルオーブの値段をみて驚愕する。
(ま。まぁ、これから使ってバンバン稼げばいいか…と他には何があるかね…ん?ランダムスキルオーブ?なんだコレちょっと店員に聞いてみるか…)
「すまんこのランダムスキルオーブってなんなんだ?」
「それは使うときに文字通りこの世のユニークスキル以外のありとあらゆるスキルから1つだけ選出されるスキルオーブでございます。」
そう笑顔で説明する店員の女
「なるほどなぁこれって何円なんだ?」
「このオーブは一つ10万円のお値段となっております!もしかしてお客様はこのオープを買われるのですか?」
「値段が安かったら買おうと思ってたんだがどうやら俺でも買える値段してるらしいからな…」
「そうなんですね!ですがこのオーブを買うのでしたら一つサインしてもらわなければなません…」
「なんでだ?あーそうかデメリットがあるスキルが出ることもあるのか…」
少し険しい顔の店員が俺の言葉に反応する
「そのとおりでございます。確率が低いとは言えデメリットがあるスキルが発生し死亡してしまったり一生生活できない体になってしまった事例があります。なのでこのオーブを買うときはサインが必要なのです。」
「なるほどなぁ…そうだな2つ買わせて貰う」
「そうですか…ではこちらにサインをお願いします」
そう言って1枚の紙を渡してくる店員それに俺は名前やら住所やらをかいてサインに応じる。
そうして最後にお金を払って店を出る。
「ありがとうございました!またのご来店を」
(ふぅ~買ってしまった…まぁしょうがねぇよなぁこんなロマン溢れる者買わないほうがおかしいんだもんなぁよしっ早速使ってみるか使い方はスキルオーブと同じか念じるだけでスキルが手に入る後はランダムってわけだじゃあ早速)
(取得!)
2つのランダムスキルオーブはいつものごとく溶けて消えていった…
(よしこれで取得したはずだぜぇ…今のところ体は大丈夫だししんどいとかもないあとはステータスで確認するか…ステータス!)
道長恭介 20歳 レベル5
【スキル】
・直感レベル1
・咆哮レベル2
・体術レベル2
・腕力強化レベル1
・脚力強化レベル1
・状態異常耐性レベル1
・アイテムボックス
【魔法】
・身体強化
【ユニークスキル】
・怪物化レベル2
(は?おいおいまさかだよなぁこれってあのアイテムボックスだよなぁ?それだったら超大当たりじゃねぇーか!?しかも状態異常耐性って…それもかなりの当たりだしな…だがそれよりもアイテムボックスこれがあればカバンいらないんじゃねぇか?俺ってばほんとに運いいなぁ!?バイトに明け暮れた日々を過ごしたおかげかね?まぁとりあえず運が良かったとしかいいようがねぇなだがこれ以上は買うなと直感が告げているだからランダムスキルオーブはこれっきりにするか…ちょっと残念てか直感スキルはこんな事も教えてくれるのかありがてぇ…とりあえずスキルの詳細見てみるか)
・アイテムボックス[無制限に生き物以外のものを収納できるスキル]
(うへぇ~超便利ーこれがあれば素材やら何やらを収納できるな異常耐性はなんとなくわかるからいいか…よしっじゃあさっさと次のダンジョン攻略するためにダンジョン組合の受付に初心者ダンジョン攻略したこと見せに行かねぇと)
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます