第459話

「来るなっ」



涼は私を羽交い締めに

すると、


私の首に再び

バタフライナイフを向け、


その駐在さんに向かい

そう叫んでいた




「彼を撃たないで!

お願いっ」



私は大きな声で、

そう叫んでいた



私のその声を聞いて、


駐在さんは

拳銃を構えていた手を、


下に下ろした

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る