第378話

アイツが皆を

殺したんじゃないのか?



本当に、俺が殺したのか?





また、頭の中に違う場面の記憶が蘇ってくる…




遠い昔、

俺は足に大きな火傷を

負った



それは、母親に負わされた



その火傷の痛みは、


いつ迄経っても

癒える事なく、


時間が経っても、

ずっと、ずっと痛くて…



泣いても、その痛みは

微塵も癒える事が無く、


俺はその痛みから

逃げたくて…



あの方法を思い付いた

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