第342話
俺達はシャワーを浴びると、
クローゼットに有った、
カラフルな色の浴衣に
着替えた
やっと体も心もリラックスしているのか、
欠伸が止まらない
大きなベッドの布団の上に、
咲と二人腰を下ろす
さっき迄、
それなりに会話が
弾んでいたのに、
沈黙が訪れる
その沈黙は、
気まずいものではなく、
ただ、とにかく恥ずかしい
咲と目を合わすだけで、
心臓が壊れてしまいそうなくらいに、
ドキドキしている
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