第83話

「…なんなのよその目は!

あんた、親に向かってっ」



母親は狂ったように、

声を荒げている





そして…





そして…




そして、その後は…




この後の事が、どうしても分からない…



記憶が無い…



もっと俺が幼い時から時々あった



記憶が時々無くなる



全くない



それは、いつも母親に暴力を振るわれている時に起こっていた

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