お見事！！
まるで落語のようでとても面白かったです！！素晴らしい作品を有難うございました！！

はじめまして、皐月と申します。

「猿の手」や「猫の手」の恐ろしさを知っているだけに、何としても「最も自然な形で叶えられる願い」を願おうとするものの、どうしてもどこかに歪みが生じてしまう「不自然な願い」になってしまうところに、追い詰められていく恐怖を感じました。

しかし怖いだけでなく、学生たちと一緒に「願い方」を考えてみたりして楽しめたり、読み応えもあり、またラストの落とし所がすごく好みで良かったです。

主人公たちは死にはしなかったけど昏睡状態というのも少し後味が悪い。しかし、世界を元に戻すという大きな望みの結果と考えれば仕方がない代償なのでしょうか

　面白かったです。

　都築道夫さんの「猫の手」って知らない作品だったんですけど、面白そうですね。いずれ読んでみようと思います。

　理論的に「龍の手」が起こす結果で「悪いこと」が起こらないように可能性を潰していく感じ、すごく楽しかったです。こういうメタ的というか、ロジカルに怪異な事象を扱うのってＳＦ的な興味も出ていてすごく好きです。

　楽しませていただきました！