社長室に呼び出されるたびに、ため息が出る。
けれど、その理由が仕事ではなく、やんちゃな社長・南一矢の“求愛”だとわかっているから、どうしようもありません。
24歳の若社長は、自由奔放でマイペース。
強引で甘えん坊で、時にワガママ。
けれど、奔放な態度の中にはどこか真っ直ぐで純粋な想いが隠れています。
振り回されながらも、ふと見せる優しさに心が揺れてしまいます。
社長と秘書の関係は、ビジネスライクでは終わりません。
社内でのやり取りも、プライベートでの駆け引きも、二人の距離をじわじわと縮めていきます。
そして、何気ない瞬間にこぼれる素直な言葉が、不意打ちのように心をつかみます。
仕事も恋も、ペースを乱されっぱなしですが、こんな毎日も悪くないと思えてきます。