友達の家に遊びに行くと友達の妹が色々やらかしてくる件について。てか、めっちゃ…かわよいので通い詰めたよね

猫の集会

ドキドキのおじゃまします

 オレの名前は真奈夜まなや

 

 

 高校一年生でございます。

 

 新品です。色々とね!

 

 まぁ、制服とかバッグとかオレ自身も新品です!

 

 いや、顔とかからだは…生まれた時から一緒だから…

 

 

 …

 

 中古?

 

 いや、新品…?

 

 

 ⁇

 

 どっちなんでしょうかね?

 

 …でも、心機一転ってことで新品同様‼︎ってことで強制一件落着ということにいたしました。

 

 

 で、色々もろもろありありで本日、同じ高校の友達の洸太こうたの家に初!おじゃまします‼︎をするはこびとなりました。

 

 あ〜、初めていく友達の家ってなんかドキドキワクワクなんよね〜。

 

 って、ウキウキで洸太についていきました。

 

 チャリでね。

 

 もちろん洸太もチャリです。

 

 そして、新品のチャリです。

 

 洸太とは小中の頃、別々の学校だったんだけど、サッカーの大会とかでたまに顔を見たことがあるみたいな軽い面識があったから、すぐに友達になったんです。

 

 そんなオレたちは、本日ゲームを洸太の家でしよう!ってことでね…

 

 自転車漕ぎ漕ぎしたんですよ。

 

 で、

 無事到着!だそうです。

 

 

 …

 

 

 そしたら、洸太のお宅はとても大きくて素敵だったんよね。

 

 おぉ〜‼︎

 

 おしゃれ〜。

 

 

 大きなドアをオープンすると、そのドアに繋がる場所は、玄関でした。

 

 …まあ、普通そうだよね。

 

 いきなり風呂だったりトイレはありえない。

 

 

 …

 

 

 でさ、リビングを通過しないと洸太の部屋に辿り着かないって言われて、さっそくリビングへと足を踏み入れようとしたんですよ。

 

 でさ、リビングに入るためにドアノブをゆっくりおしたんですよ。

 

 そしたら、どうやら妹ちゃんが兄単体のご帰宅だと思ったようでいきなり、

「わっ‼︎」

 って驚かされたよね。

 

 …

 

 オレが先にどうぞ〜って洸太に言われたもんだからさ、さにきおじゃましたんやけど…

 

 

 めーっちゃびっくりしたよね。

 

 

 リビングに、家族全員集合してたらどうしようって、ドキドキしてたもんだからさ。

 

 

 そしたら…まさかの驚かされるってね…。

 

 

 わっ‼︎って言われてオレも、わっ‼︎って驚いたもんだから、妹ちゃんも驚いてたよね。

 

 

 

 オレの声もそうだし…だれ?あんた⁇状態で固まってたよね。

 

 

 オレは妹ちゃんに、

「あ…おじゃまします」

 ってペコリとしたよね。

 

 驚きをまといつつも、笑顔を添えた。

 

 だって、とりあえず笑顔になれば相手も少しは、安心するっていうか…ホッとするかなって思ってね。

 

 それに合わせるように妹ちゃんもお辞儀をしながら、謝罪してきた。

 

「あ、おじゃましてください。こんにちは…なんか…すみません。」

 ってね。

 

 妹ちゃんも不器用ながらににっこり返しをしてくれた。

 

 

 

 実はオレ、内心…ドキっといたしました。

 

 妹ちゃんの笑顔がなんか一瞬で…オレの心を笑顔で包み込んだようなそんな感じがしたから。

 

 魔法使いなんですかね?

 

 いきなり驚かしたかと思えば、笑顔で包んでくるって…

 

 とにかくびっくりしたってのもそうなんだけど…妹ちゃんめっちゃ可愛いいんよ。いや、美人さん?

 

 たぶん中学生なんだろうけど…

 

 とにかく、色白でサラサラな髪の毛しててさ、まんまるのキレイなおめめしておるんですたい‼︎

 

 かわいいと美人のハーフですね。

 

 

 おいおい…‼︎

 

 洸太‼︎

 

 

 なぜ今までこんなかわいい妹がいるってひた隠ししてたんよ‼︎ってなったよね。

 

 

 だから洸太の部屋に入るなり、

「なんであんなにかわいい妹ちゃんいるのに内緒にしてたんよ‼︎」

 っていってやったさ。

 

 

「え、そう?」

 と、リアクションの薄い洸太。

 

 

 まぁ、妹だもんな。

 

 毎日みてるし、オレとの感覚が違うんだろうな…。

 

 

 オレと洸太がそんな話をしていると、

「コンコン、しくれいしまふ」

 って、めっちゃカミカミの妹ちゃんがお茶菓子を持って入ってきた。

 

 

 そしてカミカミだったことに自分でツボる妹ちゃん。

 

 

 必死に笑いを堪えてるっぽい。

 

 かわよ。

 

 そんな妹ちゃんは、笑いを堪えるのが精一杯なご様子。

 

 さっさとお菓子を置いて部屋から出ようとしたんだけど、今度はどうしてそうなったのかわからないけど、ドアのぶに洋服のボタンが引っかかってしまっていた。

 

 

 笑いを堪えるので精一杯で、前かがみになって足早に部屋から出ようとしてそうなったのかもしれない。

 

 

 あんなに美人でかわいいのに、おっちょこちょいって、なに⁉︎

 

 反則すぎますって‼︎

 

 

 

 もう、すでにイエローカードです。

 

 

 まさか洸太の家で、こんなかわいい妹ちゃんに出会えるなんてオレは幸せだと思います。

 

 

 きっと学校でもモテるんだろうな。

 

 …

 

 そんな妄想を勝手にしながらも、兄の洸太とゲームを満喫いたしました。

 

 

 名残惜しいけど、そろそろ暗くなるのでオレは、家に帰ることを決意しました‼︎

 

 

 …

 

 

 どうせ帰っても、オレの家にはかわいい妹なんておりませんけどね。

 

 

 少しやさぐれた心で家に帰るのでありました。

 

 

 あーあー、妹ちゃん可愛かったなぁ。

 

 帰りにリビングを通って玄関に向かったのだけれど、妹ちゃんいなくて残念だったなぁ…と、頭の中は妹ちゃんでいっぱいだった。

 

 

 しかし、なぜだろう…。

 

 洸太には、毎日あっているのに洸太で頭の中いっぱいになったことないのにな…。

 

 

 不思議だ。

 

 あーあ、妹ちゃん可愛かったなぁ〜。

 

 また会いたいなって思いました。

 

 

 これって恋ですか?

 

 

 あってます?

 

 

 え…?

 

 どうなんですか⁇

 

 

 恋ってそんなに突然やってくるんですか?

 

 

 いきなりですよね⁉︎

 

 

 歩いていたのに、いつのまにか新幹線のスピードになったくらいの高速スピードで恋がやってきたっぽいのですが?

 

 どうしよう…。

 

 ドキドキする…。

 

 

 これって心臓病ですか⁇

 

 

 それともやっぱり…

 

 

 やっぱり…

 

 

 オレは医師ではないけど、心臓病じゃない気がするんですよね。

 

 どうしよう…

 

 

 とりあえず、明日医師でもない保健の先生でもない一般の友達に相談してみようと思っております。

 

 

 

 

 続く。

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