第4話 ワガママ全開のブーブー娘
結局、鼻の中の粘膜が人より弱いという診断で、大きな病気等ではない事が分かり、安心して会社へ戻りましたが
みんなが心配する中、彼女だけがブーブー怒ってばかりで、その日一日ご機嫌ななめで、手が付けられず、こちらも閉口しました。
後輩はそれからも時々鼻血を出していましたが、みんながティッシュだけ差し出してあまり心配もしてくれず、構ってもくれないので、尚の事機嫌が悪くなり、悪循環とはこの事だとみんなで思っていました。
彼女があまりにもワガママなので、鼻血を出し始めても
「また始まった。〇〇のブーブータイム」
と言うだけで、みんながほっとくようになっちまいました。
あーもー、鼻血止まらなくなると何も出来なくなるから困るの分かるけど、
みんなアンタの心配してんだから、
ちょっとは有難うくらい言いなさいよぉ(´;ω;`)
ブーブー娘や。
ブーブー娘 おもながゆりこ @omonaga
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます