第2話 寂しい

ずっと悩んでいた。

あるべき形、あるべき関係…。

不安だった。


だから姉に話した。

姉は昔から僕を真っ直ぐに見る人。

馬鹿にしない人。

なんでも受け止めてくれる人。



――――――――――――――――――。


「あんね、みあ。」

「ん?どうした?」


恥ずかしげもなく姉の胸に飛び込む。


「…麗華とさ、信愛みあみたいになりたい。なれるかな?」

「どうだろう…。あたしはあたしだしなぁ。」

「じゃあなんでみあは俺にこんなに優しいの?」


「なんでだろ?…」


みあは僕の顎を上げて目を見た。


「なんで?…」

「…やっぱりあれかな。無条件にあんたが可愛いからかな。」

「…みあとはHしなくてもいい、」

「…あたしはあんたとキスしてるだけで満たされるから。」

「…いけるの?」

「いくときもあるし、でも何より心が満たされる。」


「……」

「……」


僕の重なりに答えてくれた…。


「…今日やばいかも。」

「いっていいよ?」

僕は僕のペースで信愛にキスして。耳や首を愛でた。

すると、軽く襲いかかってきて自ら体を震わせた。


「信愛…今のみあ、好き。」

「余裕ない…」


さらに僕から愛でると彼女は溶けていった…。






でも僕はこんな日は寂しい。。、

寂しくて…消えたくなる

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