歴史小説も自由になったし、ライトになった。良い意味でそう思います。
実は年末「燃えよ剣」や「小説 上杉鷹山」を読んでいたレビュアーです。
しかし、そういう歴史小説とは、一線を画しながらも時代を生きる。さらに史実になぞりながら、歴史の中を生き残ろうとする懸命さ。それはまさに歴史小説の名にふさわしい。胸を打つ一作です。
本作は織田信長。その正室である濃姫(帰蝶)そして側室の吉乃に転生した幼馴染み達の物語。
転生前、双子との三角関係だった、信長氏(名を大地君と言います)
転生後、二人をそれぞれ愛していくことになるわけで。合法的に一夫多妻制――なんてほっこりラブコメ展開を、戦国の世は許してくれません。
怒濤に次ぐ怒濤展開。
転生したが故の、その魂の行方。
三人の絆。
そして、生き残るために改変する歴史。ここらへん、実際の史実と、本作はどうなのかと見比べるのも楽しい。
なによりタグの「本能寺回避」ここに注目ですね。
ということで、カクヨム転世大河、開幕!で御座います!
全幼馴染みスキー、刮目せよ!
戦国の地で勝鬨をあげよ! で御座いますぞ!
ラブコメの皮を被った本格戦国大河。
あなたはもう一つの歴史の生き証人になるのです。