221日間毎日更新で完結まで走り抜けた話

皆さんこんにちは!


私は風と申します!しがない物書き兼サラリーマンです!


第五段、完結について語りたいと思います!


皆さん完結はどんな感情で迎えましたか?


感動?傷心?虚無感?


私は……とにかく泣きながら完結を迎えました。


というのも、私が書いていた作品が最後に主人公が老衰で死ぬという結末であると予め決めていたので、このまま、幸せなままで終わらせた方がいいんじゃないか、と常に考えさせられていたのでした。


でも書きました。


タイトル通り221日間休むことなく更新し続け、60年分を書き終えたのです。


あぁ!終わってよかった!


そう思えないのは、私が主人公に強く感情移入してしまっていたからなのでしょう。


あの子の独白は恐らく私が思っていることなのだと思います。


じゃないと思い付きもしないだろうしね?


できることなら死なせたくなかった。


何度永遠の命を与えようとしたことか。


それでも、あの世界にとっての神様である作者の手から物語は離れてあの子達はあの子達の人生を送りました。


そして死んでいきました。


もっと生きてほしかった。


正直な感想はそれでした。


それこそ永遠に、幸せなまま、遊んで暮らしてくれていればいい。


小説とは、作者の深層心理の中の理想を描くものだと思います。


「最強の力を得て世界を救いたい」「こんなヒロインと結ばれたい」「実は誰よりも優れた人でいたい」思いは様々です。


そんな中、私が最後まで書ききった作品は幸せに生きて人生を全うするものでした。


嘘だろ!?永遠に生きていたいよ!ずっと遊んでいたい!


でもそうはならなかったのです。


きっと私の中の何処かでブレーキがかかっているんだと思います。


「命は有限である」「遊ぶだけでは生きていけない」そういうストッパーが永遠の命を拒否したんだと思います。


変なところでリアリストだなぁ。


そして、そんな制限のある世界で、もっとも理想に近いものが"家族に囲まれながら老衰で死ぬ"ということだったのだと私は推理しました。


あってそうじゃないですか?


私の理想のせいであの子は死んだ。


その事実が、私はどうしようもなく悲しかったのです。




さて、完結まで書き上げた感想(今内容を見返しても泣くのですが)としましては悲しい、といった感じでしたが、完結まで更新を待った結果、心の整理がある程度ついてこんな感情が芽を出しました。


誰かにこれを読んでほしい!


誰かの心に残る作品となってほしい!


と。


きっと、皆さんこんな感情で完結を迎えるのですね。


もしこのエッセイを読んでいる方で、私の小説を読んだことがない方は、どうか最初と最後だけでも読んでみてください。


きっと、誰かの心には残れる作品になっていると思うのです。


スランプとネタ切れと自分でかした期限におわれながら書いた244話、お時間があれば読んでいただきたい!


以上!小説の書き方としましては今回で終わります!


また書きたいことが出来たら書くかも?


まぁふわっと覚えていてくだされば幸いです!


それではまた何処かで!

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