クロロ・クロニクル

くろみつ

第1話

新大陸に来た。

ここまでの船旅はひと段落し、次のステージというところか

文明の灯をともすためにも、この大陸にも、にべをくべないといけない。


ハンター会長である父は、メテロとの闘いで死んだことになったが、変わり身の念をつかっていたのはだれが知ろうか、

さきに行っていくとは言っていた、

「むかしのおまえさんじゃ、ドンフリークスは、”7代目”じゃろ、かれは。いまのおまえじゃ足元にもおよばんよ。」


ハンターの原始である”武道家”のドンはせかいに遺跡を残した、カツロミシビキという世界儀式を。

ややめんどうではあるが、やらねばならない、

おれが念導者であるならせかいの呪いは”受け継がないといけない”


ハンターは7つのヒカリがある、

そのひとつが「念術」である。


わたしは幼いことから、妖怪やお化けの類が目に入り、よく話をしていた。


「ハンターにならんか?」

おやじの言葉はざっくばらんとしていたが、今おもえば誘導であったと思い起こされる。


舟から降り、ひとり、街を探すがまわりのものは知らないだろう

「ネビリー、街はどの方向か?」

「まあ急ぐな、みんな大喜びだぜ!くろちゃんが久しぶりに来たっていって。メルちゃんたちはさきにきてるぜ!」

「ありに言っとけ、おまえら”やりすぎ”だってな。」

「まあまあ、みんな退屈してんだ。それぐらい大目にみろよ!」

「なんにん死んだんだ?」

「神様の連中もあれぐらいは許容範囲だっていってたぜ!それぐらいないとつまんないって!」

ネビリーとは念魔獣、つまり、”ホンモノの生きた念獣”である。

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クロロ・クロニクル くろみつ @kuromitu77

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