トカゲの尻尾と、スタンフォード症候群

真狩海斗

スタンフォード症候群

 🪑🔨

「【杜子春】を思い出すよね」


 陽だまりで伸びをする猫のような、飄々とした、軽い声が鼓膜を揺らす。

 続けて、頬をペチペチと叩かれ、目隠しを外された。瞳孔に大量の光が入り、虹彩の調節に時間がかかる。

 ぼやけた世界の中心に、先ほどの声の主であろう、若い男が佇んでいた。

 曖昧で不安定な視界のなかで、彼の羽織る真っ赤なレインポンチョと、柔らかな金髪のマッシュヘア、そして白く綺麗に並んだ歯が、よく映えていた。


「とししゅん……?」


 自分の喉から出たとは思えないほどに、弱々しい、掠れた声だった。喉が乾燥しきっている。喉の痛みを認識したあとに、それを上書きするように、後頭部に鈍痛が走る。

 徐々に記憶が甦る。

 ああ、そうだ。昨夜殴られて。そのまま拉致されたんだった。何処かの倉庫だろうか。だだ広い空間を、寒々とした空気だけが埋め尽くしている。

 身を捩る。そこに至ってようやく、自分の身体が拘束されていることに気づいた。簡素なパイプ椅子に、梱包用のガムテープで全身をぐるぐる巻きにされている。


「そう、【杜子春】。夏目漱石だったかな?」


 金髪マッシュは口笛を吹き、手にしていた金槌を宙に高く放った。

 しゅるるるる。ぱしっ。癖なのだろう。空中で回転する金槌を、チラとも見ずにキャッチした。


「減点です。夏目漱石ではありません」


 電卓を叩くような、無機質な声で訂正が入る。金髪マッシュの声ではない。目を凝らし、声の方へ、金髪マッシュの奥へと、焦点を合わせる。

 薄汚れた壁のすぐそばに、透明のレインコートを羽織った、七三分けで銀縁眼鏡の男が直立していた。レインコートの下に、黒のスーツが透けている。

 目が合うと、彼は人間を真似るロボットのような、どこか不自然な笑みを浮かべ、俺に向けて、歩行を開始した。革靴の音が、コンクリート剥き出しの床に、高く、響く。


「芥川龍之介の短編小説です。唐の時代の中国の伝奇小説【杜子春傳】が元になったともいわれています」


 歩きながら、銀縁眼鏡が、補足で説明をいれる。近づくにつれ、彼のスーツが執拗に手入れされていることに気づいた。取り憑かれたように、クリーニングに出しているのだろう。皺やシミは皆無で、ネクタイや襟は鋭利な刃物のように固く立っていた。

 左手にクリップボードを抱える彼の姿に、自動車教習所にいた、苦手な教官を思い出す。人間にも試験と同様に、正解・不正解があるものと決めつけ、そこから外れることを認めない男だった。

 銀縁眼鏡が教官キョウカンなら、金髪マッシュは、さしずめ、仮免カリメン中の若者とでもいったところだろうか。

 「トシシュン、トシシュン、トシシュン期の身体の悩み」と、カリメンが駄洒落を口ずさんでいる。そのリズムを刻むように、彼の足元でリーボックのスニーカーが踊った。


「小説のなかで、主人公の杜子春は、仙人・鉄冠子に自分を弟子にするように頼み込みます。

 そして、杜子春の願いを聞き入れた鉄冠子は、『自分が戻るまでは何があっても声を出してはならない』と命じます。

 いわば、試験のようなものですね」


 キョウカンが【杜子春】のあらすじを淡々と告げる。


「それからの杜子春は、どんな苦しい目に遭っても声を出さずに耐え忍ぶんだ。地獄に連れていかれてもね。

 でもさ、地獄で馬に変えられた両親に出会い、鞭でうたれて倒れた母の声を聞き、思わず叫ぶんだ。『お母さん』って。泣けるよね」


 カリメンが、大きなつり目に指をあて、泣く演技をした。


「それまでの苦労は水の泡となり、杜子春は仙人になる資格を失います。

 しかし、杜子春は人間にとってもっとも大切なものに気付き、人間らしく正直に生きることを決めます。今の貴方の状況に似ていませんか?」


 キョウカンの問いかけに、カリメンが頷き、金槌を再び宙に放った。


「似てるよね。ただ、【杜子春】の地獄は仙人が見せた幻覚だったけど、今から始まるは現実だし」とカリメン。


「お話いただくまでの時間次第では、人間らしい生活への復帰は、保証できかねます」とキョウカン。


 カリメンが投げた金槌の軌道を、目で追った。曲線の頂点を、古ぼけた蛍光灯が、点滅しながら照らす。蛍光灯には、人工の光に誘われた、哀れな虫が、死骸となって張り付いていた。


 しゅるるるる。ぱしっ。

 カリメンが、俺の足に目線を向ける。金槌が、勢いよく、振り下ろされた。


 🪑🔨

 金槌は、俺の足を僅かに手前に逸れ、前方のガラス瓶を粉々に砕いた。

 俺の口から、安堵の息が漏れる。その反応を満足げに眺めたのち、カリメンが鞄から荷物を出し、無造作に床に並べていく。

 針、ペンチ、鋏、唐辛子パウダー、漂白剤、スプーン、百足、蜘蛛、ピーラー、ミキサー、バーナー、液体窒素。

 一見、なんの統一感もない品揃えだが、拷問という補助線を引くことで、背筋に走る悪寒と等速で、理解が一気に進む。


「すごく綺麗な指してるね。怪我のひとつも経験ないみたいだ」


 恐ろしい想像に囚われた俺の脳を、カリメンの声が、猫の爪のように、無邪気に引っ掻いた。


「『爪は生えてくるから、拷問のなかでは人道的』なんてジョークがありますが」


 クリップボードを構え直したキョウカンの声が続き、意識がそちらに向く。

 その瞬間、右手人差し指に激痛が迸った。痛みを体外に逃がそうとしたのか、無意識のうちに足が動き、強く、地団駄を踏む。

 爪を剥がされたか。右手人差し指を確認する。意外にも、爪は指に付着したままだった。その代わりに、爪と指の間に、針が、深く、鋭く、刺し込まれている。


「剥がす前に、このように虐めることもできるわけです」とキョウカンが続ける。


「『いやいや、皆さんが捨てるような部位からもまだまだ搾り取れますよ』って感じ。

 キャベツの芯を捨てちゃうなんて勿体無い。もう一品つくれちゃう」とカリメンがおどけた。


 カリメンの言葉に、キョウカンが口角を上げた。クリップボードの上で、右手が◯を書くような動きをする。

 カリメンは、キョウカンの求めていた正答を出したのだろう。

 自分の半生と比較し、ある種の羨ましさが芽生えていた。

 学生時代の試験は常に平均点を下回った。

 研究所では毎日「失敗」を告げられた。

 自動車免許に合格することもできなかった。

 自分の人生に、◯がつけられるような出来事は、ひとつも見つからなかった。


「いっとくけど、助けはこないよ。

 おじさんが持ってたスマホも通信機も、全部捨ててある。今頃どこかの川を漂ってるんじゃないかな?」


 カリメンがそういって、二本目の針を指で回す。

 絶望を表すかのように、俺の右人差し指が赤紫に染まっていった。


 🪑🔨

 拷問開始から、何時間が経過しただろうか。

 爪の大半を剥がされた俺の指を見て、カリメンが口を尖らせる。感心したような、呆れたような表情だった。


「まるで『自分は死なない』と信じてるような顔してるね。

 でも、僕たちの目的は殺すことじゃないからな」


 キョウカンが、白いハンカチでペンチの汚れを拭き取りながら、あとを引き継いだ。


「拷問の目的のひとつは、情報を引き出すことです。いつまでも終わらない痛みに耐えられるほど、人間の心は強くありません。

 どれだけ強靭な精神の持ち主でも、いずれ折れ、『許してくれ』と懇願しながら、全てを白状します。

 それに。もし彼が云ったように、貴方が不死身の人間だとして。

 拷問させていただく側としては、大変有り難い存在ですね。死なせないように力加減をする必要がありませんので」


 カリメンは、キョウカンからペンチを手渡されると、鼻歌混じりに開閉を繰り返した。


「おじさん、頑張ってるよ。凄いよ。

 でもさ、おじさんを雇った連中からしたら、トカゲの尻尾みたいなもんさ。

 おじさんが渡した鞄には、何が入っていたのかな?誰に雇われたのかな?

 はやくゲロって楽になろうよ。ね!」


 カリメンは、励ますように俺の背中をばんばんと叩くと、流れるような動きで、俺の残り少ない爪を一枚剥ぎ取った。


 痛みに呻く。何度拷問を受けても、慣れることはない。落ちた爪を見て呟いた。か。皮肉にも、この状況にあまりに符合した単語に、自嘲的な笑みが浮かぶ。


「拷問で得られる情報には、地獄から逃れるための、苦し紛れの嘘も多いんじゃないのか?

 俺を拷問し続けても、求める情報が得られるとは限らないぞ?」


 俺の詭弁を、キョウカンが厭味な拍手で讃えた。


「一理ありますね。

 貴方の仰る理由などから、中世からの伝統ある拷問も、現代では公には禁止されています。

 しかし、一方でこんな話もあります。

 現代の超大国。

 時代の最先端をゆくアメリカ合衆国。

 その最高諜報機関、CIA。

 その秘密収容所ネットワークでは今なお拷問が秘密裏に行われているそうです。

 睡眠妨害、生きた虫を入れた小さな箱に閉じ込める、等々。

 顔を布で覆い、木の板に縛りつけ、顔に水をたらし、溺死する感覚を繰り返し味合わせる水責めもあります。これは心が折れますね。

 どうです?現代の科学大国アメリカが拷問を捨てきれないのです。

 拷問にも一定の効果があるとは思えませんか?」


 ◇◇

「僕たちがポリネシアン拷問をしている狙いは。ほら。あれだよ。スタンフォード症候群?」


 長時間の拷問の最中、カリメンが不思議な単語を口にした。何のことだろう。訝しんでいたところ、「減点です」とキョウカンの声が通った。


「正しくは、"ストックホルム症候群"です。

 刑務所を舞台にして、普通の人が看守や受刑者という特殊な肩書きや地位を与えられると、その役割に合わせて行動してしまうことを証明しようとした"スタンフォード監獄実験"と混在していますね。もっとも、スタンフォード監獄実験の成果には疑義の声もあるようですが」


「どっちも"ス"で始まるカタカナだから間違えるんだよなあ」。カリメンが頭をぽりぽりと掻きながらぼやいた。


 キョウカンが、クリップボードに×を書く動作をする。

 

 「彼が云おうとしたように、私たちの狙いは、"ストックホルム症候群"です。

 有名な人質事件から生まれた用語ですね。

 ある人が突然に事件に巻き込まれて人質となる。そして、死を覚悟した限界状態に至る。

 犯人の許可がなければ何もできない。

 飲食も、トイレも、会話も。

 そのような限界状態で長時間を過ごすなかで、人質は逆に、許可をしてくれる犯人の小さな親切に感謝するようになります。犯人に対して、好意的な印象をもつようになります。

 これと同じです。

 人質が貴方で。犯人が私たち。

 私たちも、拷問に長時間をかけることで、貴方が好意的に、協力的になることを期待しているのです。

 痛みだけで情報を聞き出すのには、限界がありますからね」


 音もなく、キョウカンが俺の指を引っ張り、鋏で切断した。第二関節から噴き出た血は、透明のレインコートに弾かれ、キョウカンに届くことはなかった。


 俺の人生はいつから、道を逸れてしまったのだろう。

 指からどろりと落ちた血が、やがて赤黒い円を形どる。


 赤い丸。

 赤く光る信号。

 信号無視して直進するトラック。

 ハンドルによりかかって眠る運転手。

 衝撃。

 歪むフロントドア。

 飛び出すエアバッグ。

 迫る電柱。

 再びの衝撃。

 割れるガラス。

 頭から血を流して動かない女性教官。

 長く伸びる白。

 俺の胸部からはみ出した肋骨。

 流血。

 赤い丸。


 血の円から、連鎖的に、自動車教習中の事故を思い出していた。

 居眠り運転の車によって車道から弾き飛ばされた、あのときから、俺の人生もまた道を外れてしまったのだろう。


 ◇◇

「人間の身体って便利なんだよ。目も、耳も、腕も、足も、睾丸も。どれも大体二個セット。片方を潰しても、機能としては残せる。片方を潰すことで、痛みと本気度合いを伝えることができて、拷問向きの身体なんだよね」とカリメンが軽口を叩いてから、随分と経つ。

 その宣言通りに、身体の部位の半分をすでに削ぎ落とされた。指は残っている方が少ない。

 猫の毛づくろいをするように、俺の顔にピーラーをかけるカリメンが舌打ちをする。長時間の拷問に苛立っていた。

 業を煮やしたキョウカンが、バーナーをカチカチと着火させながら、俺の腹部を蹴った。

 胃液が込み上げ、うえっと吐く。


「拷問の目的のひとつは、情報を引き出すことです。

 しかし、それだけではありません。

 かつて、キリスト教と密接に関わり合いながら合法化されていった拷問は、政治的支配の観点からも重要な法的手段となりました。

 特に、都市や国家のなかでは、治安はもっとも重要なものでしたからね。

 拷問は政情不安のなかで、当然、通常犯罪や宗教犯罪のみならず、国家反逆罪をも防ぐ権力装置として、必要不可欠なものとされたのです。

 要は、見せしめですね。

 貴方から情報を提供していただけないのなら、仕方ありません。

 残念ですが。命の保証はできかねます。

 私たちの雇い主、株式会社サクドクが、この地域での支配を確立するための、権威を誇示するための贄となっていただきます。

 最も芸術的で、最も扇情的で、そして、最も残虐な方法で」


 カリメンと入れ替わりに、キョウカンが俺の顔面にバーナーを突きつけた。


 カチリ。


 🪑🔨

 その直後、倉庫の入り口で爆発音がした。

 キョウカンとカリメンが慌てて振り返る。

 レインコートの下に手を突っ込み、武器を取り出そうとする。拳銃が見えた。

 しかし、間に合わない。

 入り口から複数の銃声が鳴った。

 五発目の銃声がカリメンの頭部を撃ち抜き、八発目と十二発目の銃弾がキョウカンの腹部をを貫いた。

 即死だった。

 その後も銃声は続き、幾つもの弾丸が、彼らの身体を破壊した。

 彼らが手にしていた拳銃は、一発も迎撃に使われることはなく、床に転がっていた。


 ◇◇

「合格だ」


 銃声が鳴り止んで暫くが経ち、どたばたとした足音とともに、ようやく声をかけられた。

 片目の視界の中で、がっちりとした体格の髭面の男が、俺の拘束を外していた。


「ほらよ」と髭面が俺に報酬を投げる。百万円の束が五つ。


 取り損ねた札束を拾おうとしたが、身体がうまく動かなかった。長時間の拘束により、全身の筋肉が硬直していた。身体を支えきれず、倒れる。床で生き絶えるカリメンと目が合った。

 

 札束を、掴む。その手にはすでに指が生え揃い、皮膚も、眼球も急速に再生していた。


 ◇◇

 教習所での事故の直後、瀕死の俺の身体に思いもかけない異変が起こった。

 驚異的な回復力に目覚めたのだ。

 致命傷が塞がり、千切れた血管や神経は繋がり、砕けた骨がパズルのように組み合わさった。

 トカゲの尻尾のような再生能力。

 カリメンやキョウカンが口にした、『自分は死なない』『不死身の人間』は、図らずも真相を見抜いていたのだった。


 異常な能力を得た俺は病院から、国の研究所に移送された。

 回復能力を試すために、毎日、実験と称した拷問を受けた。何度死んだことだろう。まさに地獄だった。

 地獄を終え、俺の回復能力について確認が取れると、今度は俺の身体を基幹とした医療研究へと移った。

 新薬研究、臓器移植、同様の能力者の生成。

 しかし、これらはいずれも成功することはなかった。俺の細胞は俺だけの特異なもの。俺の眼球や心臓を提供された富豪はみな、強烈な拒絶反応を示して死亡したそうだ。

 研究所では毎日「失敗」を告げられた。

 死なない俺に限度を超えた苛立ちをぶつける研究者の姿を横目に、俺はふと考えていた。

 俺の横にいた教官は無事だっただろうか。

 

 研究所に連行されて数年が経ったある日、研究所ごと押し潰すような、巨大な、震災が発生した。

 混乱し、逃げ惑う研究員に乗じて、俺は研究所から脱出した。


 🪑🔨

 髭面から渡された札束を眺めて、思い出す。


 ◇◇

 研究所から出て、最初に確認したのは、あの事故で助手席にいた教官の安否だった。

 幸い、彼女は生きていた。しかし、植物状態のまま入院中、入院費用についても捻出が厳しいとのことだった。

 

 俺に何かできるだろうか、と考えた。死なないことだけが取り柄の俺に。

 そして、研究所での拷問じみた実験に思い至った。

 拷問。

 カリメンやキョウカンが示した、"スタンフォード監獄実験"、"ストックホルム症候群"は、拷問する側にも当てはまる。

 すなわち、「拷問者としての役割を与えられた側は強者として弱者に対して自然に油断する。さらに、拷問が長時間ともなれば、自然と弱者に好意的な心境も抱くようになる」


 。わざと拷問を引き受けることで、敵の情報を引き出す人間になろう。それで大金を稼ごう。

 俺はそう考えた。


 🪑🔨

 俺は、報酬から当面の生活に必要な分のお金を手元に残すと、残りを女性教官の口座に入金した。

 ラーメン屋の注文を待ちながら考える。


 キョウカンや、あの苦手な男性教官が考えるように、人生が試験と同じなら。正解や不正解がある試験なら。

 きっと、合格や不合格をした時点で終わりなのだろう。

 しかし、人生は試験とは違う。たとえ正解していてもそれでゴールではない、逆に、一度間違えても、道を逸れても、光の方を目指して進み続けることはできる。特に、死なない俺なら尚更。いくらでも。


 湯気とともに、注文した期間限定ラーメンが到着した。

 数日ぶりのまともな食事に、食べる前から生唾が止まらない。

 箸を割り、手を合わせる。


「いただきます」


 一口食べ、首を捻る。少し思っていたのとは違ったかもしれない。苦笑する。注文のチョイスを間違えたか。

 だが、これはこれで悪くない。何より温かい。この失敗を次に活かすだけだ。

 まだ明日がある。明後日も。その先も。

 細麺をずずずと勢いよく啜った。

 


 

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