第2話 オーラ
趣味で楽しく練習するのと真剣勝負とは別次元のようです。楽しく趣味でスポーツをやって、生活の一部になるまで没頭していても、ゆとりが出て油断し、悪役令嬢ポカがやってきてミスするようです。一見他愛のない人に負けると怒りが込み上げますが、オーラとは違って頭から湯気が立ち登ります。一方、魔術師のレベルになる人は自分の物指しに照らし合わせ、究極の技が発揮できなくて優勝出来ないと自己の未熟さがいっそうの引き金となって練習に打ち込みますので、勝つことができなかった時の落ち込みは、その後の打ち込む練習量に比例し、紋々とした日々を過ごすことになるようで、その試練が究極の技を生み出すきっかけになるようです。スポーツ選手権で優勝する人がこれまでにない技を生み出すのは、基本の原理原則を繰り返して行うためで、そうすることで、ある時突然、打開策が閃いて、湧き起こるようです。真剣勝負で基本通り行っているときに瞬時に閃いた対策が次々と繰り出せるように真剣に練習すると本番でゆとりが出来るようですが、趣味でやっている人とは違って試合の本番では対戦者を圧倒するような一挙手一投足の雰囲気に迫力、気配がこもってオーラがでます。スポーツで基本の原理原則に戻ることで、優勝を繰り返していることに飽きたらなくなって究極の社会貢献に興味が湧き、異世界で魔術師になる人が現れました。
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