最終章: フルシンクロの決戦
決勝戦会場は、かつてない緊張感に包まれていた。
対戦相手として現れただみんちゃんは、禍々しい黒いオーラを纏っている。
観客席からはざわめきが起こり、
セレちゃんと共に見守るこじしちゃんの表情も険しい。
「私の完璧なデジタル世界に、お前のような邪魔者は必要ない。
感情なんて、制御すべきものよ」
だみんちゃんの手には、最強のダークカードが握られていた。
その力は、会場の空間さえ歪ませていく。
デジタルノイズが渦を巻き、まるで現実と仮想の境界が溶けていくかのようだ。
かふちゃんは自分のデッキを見つめる。
幾度もの戦いで傷ついた「ジョインブースト」と、
こじしちゃんから受け取った「ライオンハート」。
二枚のカードが、かすかに共鳴するように光っている。
「これが...私たちの戦い方!みんなの想いを...受け取って!」
その瞬間、驚くべき現象が起きた。
かふちゃんのアバターが眩い光に包まれ、カードたちが宙に浮かび上がる。
これが、伝説の「フルシンクロ」
―アバターとプレイヤーの魂が完全に一つになる現象だった。
「な...なんだこの力は!?」
だみんちゃんが驚きの声を上げる中、
会場の観客たちのカードも次々と光り始めた。
ミキ、こじしちゃん、そして会場にいる全てのプレイヤーたちの想いが、
かふちゃんのもとへと集まっていく。
それは、純粋なJoin Warsへの想いが形となった証だった。
「皆の気持ち...感じるよ!」
かふちゃんのデッキが輝きを増していく。
一枚一枚のカードには、これまでの戦いの記憶が刻まれている。
予選での緊張、準々決勝での恐怖、そして準決勝でのこじしちゃんとの熱い戦い。
全ての経験が、この瞬間のために存在していたかのようだ。
激闘の末、かふちゃんの純粋な想いとカードたちの力が、ダークカードの闇を打ち砕いた。
だみんちゃんのアバターから黒いオーラが消え、彼女は本来の姿を取り戻していく。
「私が...間違っていたのね。感情を制御しようとしたけど...本当は共有するものだったんだ」
表彰式。かふちゃんが優勝者として壇上に立つ中、
解説のWingさんが突然マイクを取った。会場が静まり返る。
「Join Warsは、人々の心を繋ぐために作られた。
デジタルの世界で、私たちは新しい絆を見つけることができる。
今日、私たちは真のJoin Warsを見た。
かふちゃんとプレイヤーたち全員が見せてくれた光景、これこそが、私たちが目指していたものだ」
実況者が驚いて尋ねる。
「なんでそんなこと知ってるんですか?」
Wingさんは懐かしそうに微笑んで答えた。
「そいつの開発者、俺だもん。
...そうです、実は、私がJoin Warsの開発者なんです」
会場がどよめく中、Wingさんは続ける。
「かふちゃん、君の純粋な戦いぶりに感動したよ。
これからもJoin Warsの世界を守ってくれることを期待しているよ。
そして、だみんちゃん...私たちの夢は、まだ終わっていない。
一緒に、新しいJoin Warsを作っていこう」
だみんちゃんの目に、涙が光る。
彼女もまた、真実のJoin Warsを見たのだ。
かふちゃんは満面の笑みで呟いた。
「わーいわーい!!!第一回大会優勝しました!
🏆チャンピオンの称号も貰いました😋」
その笑顔は、まさにJoin Warsの輝かしい未来を象徴していた。
会場全体が温かな光に包まれ、デジタルの世界に新たな伝説が刻まれた瞬間だった。
これは終わりではなく、新しい物語の始まり。
Join Warsは、これからも人々の心を繋ぎ続けていくだろう。
二期予告: 「じょいわ NEXT STAGE」
ナレーション:
「Join Wars世界大会開幕!新たな戦いの幕が上がる!」
かふちゃん:
「世界大会...!私たちの戦いはまだ始まったばかり!」
謎の外国人プレイヤー:
「You must be Kafuka, the Japanese Champion...」
セレちゃん:
「かふちゃん、新しい力が目覚めてる!」
こじしちゃん:
「ワイらの戦いは、まだまだ終わらへんで!」
謎の少女:
「Join Warsには、まだ誰も知らない秘密が...」
Wingさん:
「新たなる進化が始まる...」
だみんちゃん:
「今度は...味方として戦わせて」
かふちゃん:
「みんなと一緒なら、どんな相手でも怖くない!」
ナレーション:
「2024年、『じょいわ NEXT STAGE』開幕!」
かふちゃん:
「新しい物語、始めよう!」
BGM: ♪ターラララ ターララ♪
【じょいわ!】VRChat.EXE(Join Wars編) だみんちゃん @daminchan
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