そして、僕は、第二次試験に臨む年齢になった。

僕の将来は、ＡＩ管理者から執行部へ。

それは、両親の秘密工作で決定事項。

裏に巣食う奴らにＡＩのことなどわからない。

奴らは、都合の悪い国民を排除する為にＡＩを利用しているだけ。

素直で従順な一般大衆を作り上げる為のプログラムを指示するだけ。

僕は、ただ、ＡＩさんに素直で従順な理想国民を演じるだけで良い。

両親の引いたレールだけれど、不満は無い。

後は、ただ奴らを排除するのみ。

その辺の計画も両親が用意してくれている。

それも、両親の引いたレールだけれど、不満は無い。

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