3-② My Aphrodite
田口 文加 出席番号八番
美術部 中等部入学
「ピーチ姫ー、お願いだから出てきてよ」
固く閉じた部屋に何度もそう声をかけるが、その先の慰めの言葉や励ましの言葉は上手く見つからない。
ピーチ姫とは西田桃乃のあだ名だ。桃乃ちゃんと呼ばれることが嫌だと言うので、グループ内ではみんなあだ名で呼び合うことになった。糸井すずめはチュン、正田弥生はマーチ、西田桃乃はピーチ姫。三人とも中学生の時に呼ばれていたあだ名らしい。私はぶんちゃん。三人とも名前をひねったあだ名だったので、その時に考えた。
彼女は朝食前から姿が見えない。藍さんが亡くなったことを先に知ってしまったのではないかと思う。
ピーチ姫は藍さんの信者だったから無理はないが、引きこもったところで何の意味もない。ルームメイトの成瀬満里奈さんが怒り散らす前に出てきてほしい。
でももし、これが藍さんではなく杏珠さんだったら、私もどうなるかわからない。
小学校五年生の終わりごろ。
寒さはまだ身を引こうとせず、コートの裾から覗く小さい手は白と赤を斑に混ぜたような色をしている。珍しく気合いの入ったドレスを着た母に、「今日は絶対にお上品にしてね」と朝から何度も念を押された。
【緑風学園 初等部 演劇発表会】と明朝体で書かれた看板の横に私を立たせ、母は写真を撮る。地元で有名なお嬢様学校は、私にとって全く別世界のものだった。その日は偶然、一般公開の抽選に当たったのだ。
自分自身の通う小学校と比べ物にならない、協会のように綺麗な建物がいくつも立ち、門をくぐる人達の服は幼い私にもわかるほど高級感に溢れている。派手すぎなのでは無いかと危惧していた母の服装も、ここにいればむしろ見劣りするレベルだった。
円柱状の建物の周りを囲むように大勢の人が並んでいる。門で配られたパンフレットには、「赤毛のアン」の文字と鮮やかな可愛らしいイラストが描かれていた。
寒い外からふんわりと暖かい屋内にようやくたどり着き、赤い絨毯の上を歩く。一般客の私の席は、後ろから数えた方が早い。華やかな服を着た明らかなお金持ちたちが向かう方向とは反対側に進み、スーツを着た上品な女性の案内で席に着く。
舞台が遠くてちゃんと演劇が見えるのか不安になるが、そもそも浮かれた母に連れてこられただけでそこまでの関心もなかった。
パンフレットに挟まる緑風学園の入学案内チラシを、まじまじと読んでいる母を横目に、「入れるようなお金がどこにあるんだ」と心の中で冷笑する。
カバンの中に入れていた、コンビニのサンドイッチを取り出そうとすると、母に手の甲を叩かれた。「劇場で飲食はダメよ」そう言った母の目は、『コンビニのサンドイッチなんて庶民的なものここで出さないで』という意味も感じとれた。映画館だったらポップコーンを食べてもいいのに。と常識の違いに少しの憤りを感じながら、開演を待つ。
オープニングの三人の青年が藁を積んだり薪を割っているシーンを見ながらも、『どうせこの子達とは無縁の仕事でしょ』と、どうも冷めた感想が頭の中にあった。これを二時間もポップコーンもなしに見続けなければならないのか。演劇というものにさほど興味のない私は、終わるまで寝てしまおうかと考えた。
その時、私の目に彼女が飛び込んできたのだ。
赤色のチェック柄ワンピース少女。主人公アンである。遠くの舞台が、まるですぐ側のように感じた。
カーテンコールが終わった頃にはとっくに彼女のファンになっていた。ホワイエでのお見送りの時、ようやく顔がよく見える距離まで近づくことが出来た。
白い肌にパッチリとした瞳。大人達に囲まれ手を振る彼女のはにかむ表情は、赤毛のアンの凛々しさとのギャップがある。
見とれていると、彼女がふとこっちを見た。
本当に私を見たのかは今となっては分からない。でも、彼女がこちらを見て微笑んだ瞬間から、私は彼女を忘れられなくなった。
あの日舞台で〝アン〟と出逢った時から、私の夢はただ一つ。緑風学園の中等部への入学だった。残り一年足らずで、その学力に到達するのは不可能だと、周りの大人たちは私をたしなめた。せめて高等部入学を目指せと。ただ、現実を見て諦めろと言われながらも、理想に向かって努力する私は、彼女と同じ学園に入るのに相応しいとすら思った。
今では彼女とひとつ屋根の下生活し、同じ教室で授業を受けている。チュンやマーチと一緒に慧さんと杏珠さんの妄想をしながらも、少しだけ思う。新参のくせにと。私はもう六年も彼女のファンをしているのだ。
ピーチ姫は出てくる気がないらしい。なぜ私がこんなにも苦労しないといけないのかと辟易し、説得をあきらめた。
授業は通常通り行われたが、生徒も教師もどこか上の空。保健室に行く人もちらほらいた。
無理はない。お年寄りでもない身近な人がいなくなるなんて、十六歳やそこらの人は経験がなくても不思議じゃない。先生たちは、資産家の娘が校内で死亡したことで問われる責任について気が気でないのだろう。
校門のほうを見ても、報道陣やマスコミは一人も見当たらない。私がこの学園に入学したあの日はあんなにも大勢の記者が門の前にごった返していたのに。藍さんが亡くなったことは、この門より外側には知られていないようだ。この厳重な門で、世界は完全に隔離されているのだと実感する。
気が付くと足は自然に寮舎裏の倉庫に赴いていた。
つらいことがあるといつもここに来る。テストの順位が発表されたときは特に頻繁に。
【総合順位:二位】その文字はもう見飽きた。行き場のない怒りが募るが、自分の実力不足。
緑風に入った時から、一番が取れなくなった。いつも二番。二番では価値がない。ルームメイトの橋本真那に笑顔を見せながらも恨みが増す。この子さえいなければ私は一番。
いつもこの倉庫で、ローズの香水を嗅ぐ。手のひらに収まる大きさだが、その凝ったデザインと数メートル先までその存在感を嗅ぐわすきめ細かい香りは、杏珠さんが中等部の頃から愛用しているものと同じ代物だ。
以前部屋で香水を嗅いだ時、真那さんにアンが部屋に来たのかと聞かれた。杏珠さんに対する軽視にも腹が立つ。杏珠さんはそんなにも簡単に部屋に訪れるような人ではないのだ。一番だから杏珠さんと一緒にいられている真那さんが妬ましい。アンという呼び名も、赤毛のアンから来ていることを知っているのか。
それ以来、私は物置小屋を香水の場所に決めた。
この習慣も近頃頻度が高くなった。あのノートが流出してからの周りからの視線や仲間内での揉め事、そして杏珠さんが全く気にしている素振りがないことも、徐々に心を蝕んだ。私の行動は彼女に少しの影響も与えることができないようだ。
中等部の時、杏珠さんが人気のない場所で一人泣いていたのを見た。いつも笑顔の彼女のその姿は、マーチの言葉を借りるならSSR(スーパースーパーレア)だった。彼女を慰めようと意を決して声をかけたとき、彼女はいつものような笑顔に切り替え、「なんでもないんです」と言った。
他人行儀なその丁寧語は私を認識していないことを暗に告げられたようだった。私は彼女の、人生のキャストではない。
大丈夫、大丈夫。私は彼女と同じ場所で対等に接したいわけではない。近くで、できる限り見逃さないように観察できればそれで幸せなのだ。卒業したらもう絶対にできなくなるのだから。
寮の部屋は一緒になりたくない。そうしたらこの関係性が崩れてしまうからああ、どうしよう、もし来年の部屋が一緒になってしまったら。本当にどうしよう。チュンやマーチと違ってその恐れがある。耐えられない。絶対に嫌だ。嫌だなぁ。
香水の香りを吸い込む。推しに包まれるような感覚。あー、好きだなぁ。尊いなぁ。あの近寄りがたい感じも大好き。地上に舞い降りた天使だ。
自分を慰める至福の時間もそこそこに、自習室へ向かった。藍さんが亡くなってみんなが冷静じゃない今が一番順位を上げやすいはず。次こそ、橋本真那に勝つ。
寮に申し訳程度に設置された自習室は、まるで他の部屋とは世界が違うかのように古めかしい。学習に頓着のないお嬢様方はここを使わないから、あまり整備されていないのだ。学力の高い学校と言われているにもかかわらず、学習のための環境があまりに整っていない。しかし、この部屋の濡れた木のような香りに安心感すら覚える。
三十分ほど数学を解き続けたころ、チュンがやって来た。
「ピーチ姫はマーチが保健室に連れて行ったって」
「そっか、ありがとう」
「相当ショック受けてるんだろうね、推しを亡くすなんて二次元でしか経験したことないもん」
チュンは同じように教科書とノートを開き、対面に座って勉強をし始める。しかし、十分もしない内に「もーやだ!」と、テーブルに顔を伏せ腕を前に伸ばした。私のノートにチュンの左腕が乗る。
ああ、勉強する気がないなら邪魔をしないで。そう思ったが、それを口にすることで、相手や自分自身を傷つける勇気はなかった。チュンの口の中でカラカラと耳障りな音を立てる飴玉にチクチクと喉元を刺激するような苛立ちを抑えながら笑顔で話しかける。
「チュン、その時計どうしたの?つけてたっけ」
腕につく高そうな時計を指摘すると、チュンは得意げに笑った。
「蘭ちゃんがくれたの。カルティエだよ?これ。金持ちの金銭感覚まじこわい~」
そう言いながら上に翳す。チュンは時々、前期の同室だった矢代蘭に物をもらっているらしい。
「ぶんちゃん勉強終わったの?」
「終わらないよ」
終わらないよ。勉強に終わりなんてない。知っても知っても知らないことであふれている。試験範囲だけが必要な知識じゃない。その場しのぎじゃなく、私は未来を見据えているのだから。
「そういえば、中間テストの現代文何位だった?」
突然問われ、ペンケースに仕舞っていた順位表を確認する。
「えっと、学年三位」
「じゃあやっぱ真那さんが一位か!私が二位だから」
・・・え?
私、この怠惰に負けたの?
私が沈黙したことも気に留めず、チュンは私のノートに落書きを始めた。中等部から緑風にいる私は知らないアニメか漫画のキャラクター。この話になるとき、私はいつも置いてけぼり。
チュンが私にたいして単純に好意を持ってくれていることはわかっている。私だって、チュンが嫌いな訳では無い。ただ無神経さに時々心を蝕まれてしまうだけだ。
ガラガラと鈍い音が響き、自習室の扉が開いた。こんな風に急に開けられると、絵が流出したときを思い出して心臓が跳ねる。
「文加こんなところにいたの」
真那さんだ。こんなところ、ね。秀才のあなたには自習室は必要ないと。
「真那さん、どうかした?」
笑顔で返す。
「ちょっと話があるからいい?」
曖昧にうなずくと、横でチュンが、「はいはい、内部生ねー」とあからさまに苦い顔をした。
「どうしたの?こんな時に」
談話室には、久しぶりに足を踏み入れた。私たちのグループがここを使うことはほとんどない。カラフルなクッションが鮮やかで、私には少し眩しい。
「こんな時だからでしょ」
私の背後で扉を閉めながら、真那さんが言った。私が来たことで部屋にはすでに内部生が全員、藍さんを除いて七人集結した。藍さんと仲の良かった四条菫さんは今にも意識を失ってしまいそうに顔色が悪い。
「藍ちゃんのことで・・・」
杏珠さんがこちらを見て言った。平静を装いつつ、杏珠さんの眼が私を捉えたこと、私の疑問に答えてくれたことに不謹慎ながら高揚してしまう。
「なんというか・・・ご愁傷様。本当に災難だったね」
正しい返答がわからず、クラスメイトを失った同じ立場なのに、一歩引いた目線で哀悼の意を述べていた。事実、周りから見て私と藍さんは繋がりがあまりなかった分、菫さんはその言葉を身内として受け取るように小さく頭を下げた。
菫さんの隣に座る矢代蘭さんは、呆然と壁を見つめている。その眼には、涙ぐむ様子もなく、ただぼおっと一点を見つめ続けていた。
蘭さんよりも落ち着きがないように見えるのは、ソファーに座る深谷舞さんだ。大きく息を吸って吐いて、視線を彷徨わせながら姿勢を何度も変える。その隣に座る片桐慧さんが舞さんの落ち着かない脚をぐっと押さえて止めようとしていた。
「あれってさ、やっぱそうなの?違うよね?」
冷静を装った声色で早口に慧さんは抽象的な質問を投げた。どれが、なにで、なにが違うのか、ヒントが一つもない中、この場の全員がその質問の意図をなんとなく理解できていた。
「まさか。そんなわけないわ」
「でも、あれってまるで・・・」
「偶然に決まっているでしょう?馬鹿馬鹿しい」
会話しているのか、自分に言い聞かせているのか。下手な舞台役者がセリフをただ虚無に向かって投げているかのようなやり取りが続く。冷静さを欠いたようなその空間を、私は一人冷静に眺めていた。全員が俯きながら独り言のように発言している中、蘭さんだけは壁を見つめながらぽかんとしている。
「藍の死んだ場所が、春華ちゃんと一緒だから?」
蘭さんの、真っ直ぐなセリフに、場が凍った。
「みんな何の話をしてるの?わたし、ついていけてない」
「蘭」
「何言ってるのかわかんない。なんで集まったの?さっきの反応からして、やっぱり合ってる?藍の死んだ場所が・・・」
「蘭、黙って」
一人だけ顔をあげてみんなに語り掛ける蘭さんを菫さんが止める。
「そうだね、立花春華と同じ場所だ」
真那さんが、義足の器具を外してカーペットに寝かせた。つい、その機械の脚をじっと見てしまう。
立花春華は、中等部にいた生徒だ。中等部のある日、屋上から転落して死んだ同級生。
「だって、変だよ。藍はどうして屋上に行ったりなんかしたの?」
「理由がないでしょう、あの子が好き好んで屋上なんて行くわけないわ」
「誰かに呼び出されたのかな」
「誰が?藍を突き落とすために?」
目くばせをしながら、声を潜めて、でも会話のラリーのテンポはハイスピードで、全員が平静ではないのは明らかだった。いつもは豪快に快活な笑顔を見せる舞さんが、真っ青な顔をしたまま今日は一言も発さない。
「やっぱり、立花春華の呪いだ」
「まさか、そんなはずないじゃない」
「だって、頭から血を流していたって、それってまるでクリスマスパーティーの時みたい」
「やだ、やめてよ」
突然、談話室の扉があいた。
一同は体をこわばらせ、一斉にそちらを見る。
「え、なに?」
成瀬満里奈と江藤レミだ。
「内部生で内緒のお話し?」
「ちゃうちゃう、そんなんちゃうよ!」
レミさんの言葉に、舞さんが大きめの手ぶり付きで否定する。先ほどまでの緊迫感が嘘かのように、いつも通りの笑顔だ。
「こんなことが起きてしまったから、ちょっとお話ししてただけ」
杏珠さんが眉を下げ悲しげに言う。
「お話しって?」
「藍ちゃんが落ちちゃったのは、事故だったのか、自殺だったのか、それとも・・・殺人事件なのか・・・って」
え?とレミさんが首をかしげる。
「落ちたって?」
「え?」
「落ちたってどこから?どういう意味?」
「だから・・・藍ちゃんが屋上から落ちて亡くなったから・・・」
「池の近くで怪我しただけだよね?屋上から落ちたんじゃなくない?」
レミさんが杏珠さんに問い続ける。杏珠さんは隣にいた慧さんに目で助けを求めた。
「屋上から落ちたんじゃないの・・・?」
慧さんが聞き返す。レミさんは何言ってるの?と言わんばかりの表情で満里奈さんと顔を合わせた。
「え、違うでしょ。もしそうだったら普通屋上も規制しない?」
確かに・・・と数人が呟いた。
田口 文加 Fin.
「深谷さん、少しいいかしら」
担任教師に引き留められ、深谷舞は振り向いた。
「有栖川さんのことで」
そう言われ、少し表情を曇らせながら舞は応える。
「クラスメイト、しかもルームメイトが亡くなってしまうなんて、まだ信じられません」
「そうよね、ごめんなさいね、辛いかもしれなけれど、少し聞いてもいいかしら。気持ちの整理がついてからでもいいのだけれど」
生徒相手に過剰なほど下手にでる担任教師は、舞の母親が経営するカフェチェーンに就職した姉がいる。
「私が答えられることなら」
舞はそれを知っている。
「昨日の夜、有栖川さんに不審な動きとか、なかったかしら。夜中に出ていくのを見たとか、いつもより早く眠りについたとか」
「目が覚めたのは五時過ぎとかで、その時にはもう藍はいませんでした。特に変わった様子もなかったし、昨日の夜もいつも通り二十二時ごろには寝てたかと。私は二十三時ごろに」
舞は教師と話すときだけは標準語で話す。
「そんなに早い時間に有栖川さんが部屋にいないのは不思議に思わなかった?」
「五時までにいつも出て行くのかなと思って。いつも私が起きるころにはもういないので、何時に起きてるかなんて知らないし」
舞は自分の短い髪をわさわさと撫で俯きながら、気まずそうに答える。気だるげにも落ち着きがないようにも見えるその仕草に、担任教師はまた、言葉を選ぶように慎重に問いかける。
「なにか・・・心当たりはない?」
そう言われ、舞は顔を上げた。表情が少し引きつっているように見える。
「心当たりって?なんの?犯人のですか?」
興味・不安・焦り、そして牽制。そんな意思のこもった眼で、舞は教師を見据える。教師は狼狽えながらたしなめるように言った。
「可能性の話よ?事故だという可能性もあるし、色々な状況も踏まえて真実を突き止める必要があるから・・・」
「・・・先生は、可能性程度の話でクラスメイトを疑わせようとしているんですか?ありません。心当たりなんて。うちのクラスに本気で人を、藍を殺そうと思う人なんていませんよ」
食い気味に舞は教師に言う。もう戻っていいですか?そう言われ、教師は頷くしかなかった。
舞が去った後、教師は深いため息をついた。
「先生」
背後からの声に、教師の体が跳ねた。
「深谷さん、どうしたの?」
「藍は、屋上から落ちたわけではないんですか?」
「え?違うわよ」
舞は、そうですか、とだけ残し、再び寮舎のほうに走り去った。
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