2-① 諸刃のラブリュス
片桐 慧 出席番号五番
弓道部 初等部入学
私には母が三人いる。
産みの母は、私が三歳の時に死んだ、ということにされた。乳母から聞かされたそれは、口を挟む隙もなく訪れた別れで、もう永遠に会うことは許されないということだけは幼いながら理解した。
二人目の母は間もなくして現れた。前の母と比べて、一回り以上も若い女性。彼女が来て約一年後、私は緑風学園に入学することとなった。
それも私に選ぶ権利などなく、父が決めた揺るぎない決定事項だった。
そして、中等部一年のウィンターホリデーに実家に帰った時には二人目の母は《死んで》いた。
三人目の母とはほとんど会うことも無く、高等部に進学した。もしかすると今はもう四人目の母に代わっているのかもしれない。
二人目の母が来て間もないころ、私はのどが渇いて夜中に目がさめた。部屋の隅で眠る家政婦を起こすことをためらい、一人でダイニングへ向かおうとした時、苦しそうな声を聴いた。その声を追うように父の寝室に向かうと、新しい母でもない知らない女性の上に父が跨っていた。
私がここにいるのは、あの日あの行為を目撃してしまったからか。父にとって、死んだことにされた母と同じく私はいらない存在だったからか。生まれてから話した記憶がほとんどないような、まるで他人のような父。その自由すぎる生き様は、私になにか教えてくれたのだろうか。
各部屋が並ぶ廊下のちょうど真ん中、クラスブースに入る扉の正面にある談話室。いまや私たちの仲良しグループの集合場所となっている。
長方形のローテーブルを囲むようにソファーとクッションが並べられていて、各部屋と変わらない大きさだが、勉強机やベッドがない分広く感じる。
「だって習ってないとこ急に聞かれてもわからんやん!」
朝食後、始業までの時間をくみと舞と三人で潰すひと時。昨日の現代文の授業での珍回答について言及すると、舞がこれでもかと豪快に大笑いした。舞は中等部の時に大阪の学校から編入してきたため、関西弁が抜けていない。
「でもウチ、ほんまに『諸刃の剣』って、脆い刃の剣じゃ意味がないって意味やと思ってた」
「正直言うと私もそうだと思ってた」
そう言うと、ほら~とまた舞が大笑いした。くみはそれを後ろでおとなしく微笑んで見守っている。
「くみは?知ってた?」
「うん・・・一応受験前に慣用句とかことわざは勉強したから・・・」
受験入学生はやっぱり頭がいい。控えめなくみに少しばかり癒されながら、自分の無知に笑えてきた。舞は、「カンヨークってなに?」と首をかしげている。
「諸刃の剣」「歯に衣着せぬ」「立て板に水」「同じ穴の狢」・・・国語は苦手だ。
朝の目覚めきっていない身体を柔らかなソファーに沈めながら私も大笑いする。先月の大会で優勝してから部活の先輩の視線が痛くて仕方ないが、ここなら気を張らずにくつろげる。
そこに、千原由愛が駆け込んできた。由愛は眼をこれでもかと見開き、手に持ったノートを中心のデスクに乱暴に広げた。
眼だけで、見るように促す由愛を不思議に思いながら、 目の前に置かれたノートに描かれている絵を見る。
まるでモノクロ写真のようにリアルなその絵は、二人の女性が裸で重なり合う姿を描いていた。
幼いあの日、父の寝室で見たあの光景によく似ている。しかし、知らない女ではない。それは恐らく私、そして初等部からの友人の杏珠だ。一目でわかるほど、その絵は上手い。
柔らかそうな髪をシーツの上に無造作に広げ、潤む瞳で私を見上げる杏珠と、その上に跨る私。二人の手は指を絡めて固く握りあっている。
「なにこれ、気持ち悪い!」
対面に座っていた舞が悲鳴を上げた。その声を聴いた数人のクラスメイトが談話室を覗き込む。
―――気持ち悪い。
周りから次々と発せられる非難の声。漫画の中の私へ向けられる蔑むような視線。由愛が見せつけるように捲っていくページ。髪を振り乱す自分の姿。頭に電流が走ったような衝撃に襲われ、思わず口を塞いだ。
「杏珠ちゃん」
パッと顔を上げると、談話室の前を杏珠が通ろうとしていた。みんなが杏珠に見えるようにサッと身を引く。杏珠は、何かが起きているという雰囲気を察し、眉をひそめた。ダメだ。
「慧?どうしたの?!」
私は杏珠の腕を掴んで談話室から離した。
「何があったの?」
杏珠が酷く困惑した声で私に問いかけ、周りを見渡し状況を把握しようとしている。
「・・・慧、どうして泣いているの? 」
どうしてだろう。涙が止まらなくなった。泣くな。止まれ。私はもうあの時のような子どもじゃない。
私の涙で、周りのざわめきは増した。「慧さんが、あの慧さんが泣いている」そんな風に言われるほど、私はいつの間に強い女のイメージがついていたのだろう。ぐんぐん伸びる身長のせいか、髪を短く切ってからか、弓道の大会で好成績を残してからか、本当の私は泣き虫で気弱で、一人じゃ生きていけないガキなのに。
騒然としたその場を残し、部屋に逃げ帰った。だからその後あれがどうなって、はたまた杏珠がそれを見たのかも定かではない。
その日の学校はあまりにも居心地が悪かった。いつも通りを装っていたが、陰でその話題が持ちきり。他クラスにも知っている人がいるようで、好奇心の伝播性に怯えながら何事もなかったかのように振る舞う。
五時間目の体育の授業。隣で着替える杏珠を見て、つい周りの視線が気になった。あの絵を見た誰かが、並んで着替える私たちを見て何か思うんじゃないか。さりげなく、真那と場所を入れ替わった。
バレーボールは得意な方だ。身長が高い分、スポーツは大体人並み以上にできるほうだと自分でも思う。体育の授業では基本的にいつもほかの子のサポートとして立ち回れるように意識している。運動が苦手な人に緩めのパスを出し、打ちやすくフォローをする。なにか失敗しても責めずに鼓舞する。
「どんまいどんまい!」
私のパスを取り逃がしたくみに声をかけ、試合を再開する。順番にチャンスが回るように、次のパスを誰に出すか考えながらサーブを打つ。戻ってきたボールを上げるタイミングで、パスを上げやすい位置にいるのが杏珠だと気が付いた。
「あっ」
杏珠に出しちゃいけないと、私の頭の中の誰かが言った。私の上げたパスは空を舞い、またくみの元に不安定な軌道で向かう。少し、届きづらい位置に伸びてしまったボールはネットに跳ね返り、それを取ろうとしたくみが転ぶ。
完全に私のせいだ。杏珠を意識しすぎたがゆえに。
「どんまいどんまい!」
そう言った。ごめんと言うのもなんだか違うような気がしたし、私ならさっきのボールも上げられただろうし。くみは満里奈と交代でコートを出た。
今日はなにもかもが上手くいかない。杏珠が心配そうにこっちを見ている気がするが、その方向に顔を向けることができなかった。
シュッ
爽快な音を立てて飛ぶ矢は、本日一度も的に当たっていない。部活が始まり一時間、休憩なしで放ち続けているにもかかわらず手元がいつも通り動いてくれないのだ。
「慧せんぱーい!」
弓道場の足元にある小さな窓から可愛い中等部生が三人こちらを見ている。全然うまくいかない私の姿を見られていただろうかと不安になるが、そちらに目をやった時の歓声と『かっこいい』というセリフから、大丈夫そうだと安心する。
「部活に戻りな!」
そう言って手を振ると、きゃあきゃあ言いながら去っていった。
全国大会で優勝したこともあり、期待されているのは実感している。弓道場の隅で顧問の先生が心配そうにマネージャーの杏珠に話しかけている。近くの先輩が、わざわざ聞こえるように悪口を言っているのが聞こえる。
「慧、集中できてないよね。・・・朝の事だったらあまり気にしちゃだめよ」
セットしかねて落とした矢を拾おうとしゃがみ込むと、杏珠が近づいてきて私の肩に触れた。全身に鳥肌が立つような感覚。私は咄嗟に手を振り払い、弓道場から逃げてしまった。後ろで顧問の先生がなにか言っている。
弓道場を飛び出したのはいいものの、カードキーなどの荷物をすべて置いてきてしまったことに気が付いた。これじゃ寮に戻ることもできないが、すごすご取りに戻ることもできず、部活が終わるまで待とうと夕暮れの中庭をとぼとぼ歩く。こんなかっこ悪い状態で、さっきの中等部生には見つかりたくない。
「慧?なにしてんの?」
顔をあげると、橋本真那が肩くらいの高さにある塀に腰かけていた。
「いや、真那こそ何してんの」
彼女は中等部の学力入学者で、入学してから今もなお学年一位を維持しているとんでもない秀才だ。しかしその割に、見ての通り快活で奔放すぎる。本来であれば軽音楽部の活動中のはずなのにこんなところでさぼっているのだから。
「大丈夫大丈夫、蘭たちに適当に言い訳しといてってお願いしてるし。先週コンクールが終わったばっかりなのにもう練習なんて馬鹿馬鹿しくて。別にプロになりたいわけじゃないのに熱心すぎんだよ、うちの部」
塀からぴょいと飛び降りた真那の左脚がガシャと小さく音を立てる。彼女の左脚は義足だ。高い場所から飛び降りて傷つけないのかとか、身体に負担はかからないのかとか、私のそんな心配とは裏腹にスカートの汚れを払いながらぼやく彼女を見て、少し心が和らいだ気がした。
「それに慧だってさぼりじゃん、せめて道着くらい着替えてきたらどう?弓道部エース」
初等部から一緒の私と杏珠、そして中等部からは真那と舞。高等部に上がったタイミングで、外部生の由愛とくみが合流し、今は基本的に六人組のグループ。その中でも最近はとりわけ真那と杏珠との三人で一緒にいることが多かった。
「アンから逃げてきた?」
歯に衣着せぬ、言い方に少し圧倒されながらも、小さくうなずいた。アンとは一部の人が使う杏珠の愛称だ。
「あの子はあれ見てないからね」
「え」
「あの絵、見せたくなかったんでしょ。慧が逃げてからすぐあの場は退散させたよ」
「なんで」
「なんで、じゃなくありがとうでしょ?」
「あ、ありがと」
あの時杏珠と一緒に談話室に来た真那は、あの一瞬で状況を理解して対処してくれたというのか。彼女の頭の回転の良さは本当に侮れない。
「あれね、文加とかすずめとか、あのグループの子たちが書いたんだって。正直よくないよね、趣味は自由だけどああいうのって人を傷つける可能性があるから。でもあんまり大事にもしたくないよね、クラスの雰囲気が悪くなるのも嫌だし。だから今回のことは水に流して今後はやめてもらうってことにする。って思ってるけど、当事者の慧はどう?」
あの絵の作者の正体や今後の方針を怒涛のように言われて処理が追い付かず、頭がいっぱいいっぱいになった。
「ちょ、また泣いちゃう?!」
思考がいっぱいになって溺れると涙があふれるのは欠点だ。これじゃあみんなの思う片桐慧とは程遠い。真那みたいに瞬時にたくさんのことを考えて行動できる人間になりたい。
「慧、あれからアンと喋れてないでしょ。あの子は見てないんだからただただ意味わかんなくて困ってると思うけど」
図星だし、正論だ。でも
「あんまり一緒にいると周りに何か思われると思って怖いの?それとももしかして、アンのこと気持ち悪くなった?」
「違う!」
「じゃあ何?アンは何もしてないんだからいつも通りにしてあげないと可哀想でしょ」
「・・・みんな気持ち悪いっていうから」
「それは、あの絵みたいなことに耐性がないから仕方ないじゃん。別に慧のことを言ってるわけじゃないよ。あれはあなた自身じゃないんだし」
「じゃなくてっ・・・」
「じゃなくて?」
「・・・私、杏珠のこと好きなの」
「・・・え?」
初めて口にした本心に、先ほどとは比べ物にならないほどの涙があふれてきた。私はいつからか、杏珠に恋心を抱いていた。それは、本人に伝える気など全くなく、今の関係性を続けられれば十分だった。お互いを第一に考えられる関係性、ずっと引っ付いていても大丈夫な関係性、恋人同士にならずとも既に持っていたから、変えようとは思っていなかった。
「だから、気持ち悪いってみんなが言うの、無理で・・・耐えられなくて」
あの時みんなが絵に向かって言った言葉は間接的に私に突き刺さった。杏珠を遠ざけたのは、杏珠が顔をしかめたり、気持ち悪いと言うのが耐えられなかったからだ。
「なるほどね。うん・・・」
「・・・気持ち悪いよね」
「いや、なんで?恋をするのは悪いことじゃなくない?」
「でも女同士だし・・・」
「同性とか異性とか関係なくない?そんなことより恋愛を成就させられるかの心配をすればいいじゃん。男女の恋と同じように、実るか実らないかは五分五分だよ」
「でも・・・普通じゃないでしょ」
「わかんないけど、普通なんじゃない?もう下界から四年も距離置いてる私たちの常識より、つい半年前まで世間にいたすずめたちの方が今の普通を知ってるわけじゃん。あ、慧はもう十年とかになる?常識って変わるもんだよ」
真那は私の肩にポンポンと触れた。
夜、食堂にご飯を食べに行くことができなかった私を気遣って、真那が菓子パンを持ってきてくれた。
夕食の時間が過ぎて明かりが消え、閑散とした食堂でそれをもそもそと食べる。シンと静まり返った広い食堂はいつもよりも広く寂しく冷たく感じた。食堂の外の廊下やカフェテリアから楽しそうな声がうっすらと聞こえる。いつもの席に座っても、隣に杏珠や真那はいないし正面に舞も由愛もくみもいない。ずっとこれだったら嫌だな、と思って、また涙が出てきた。
杏珠と私はずっと一緒だった。
『みなさん、まずはおとなりの子とお友達になりましょう』
初等部の入学式の後、担任の先生に言われて顔を向けた先にいたのが杏珠だった。最初は偶然隣になっただけだったが、かれこれ十年も隣にいる。
いつか杏珠は言った。「私はお母さんとお父さんがいない」と。彼女の親は有名人だ。それ故に一緒にいた記憶がほとんどない。私とまるで似ていた。杏珠は私にとって親友であり、家族だった。
中等部の時、杏珠はちょっとした嫌がらせを受けていた。大人に頼るという考え方を持っていない杏珠は一人で抱え込み、みるみる痩せていった。でも、杏珠は決して泣かなかった。一度も泣かず、一度も相談せず、一度もいじめっ子のことを悪く言うこともなかった。
上履きに土を入れられていた時も、教科書を破られた時も、部屋に置いていたご両親との写真を盗まれた時も、お母様からの手紙を燃やされた時も、いつも怒るのは私や真那や舞ばかりで杏珠は後ろで困った顔をして俯くだけだった。
ただ、一度だけ杏珠が泣いた日があった。
それはある夏の暑い日。体育が終わり、舞と一緒に教室に戻る途中だった。
「慧、舞、助けて」
体育館から校舎に伸びる渡り廊下を歩いていると、今まで聞いたことがないほど大きな声で叫びながら息を切らせた杏珠が走ってきた。彼女の先導する先に急ぐと、体育倉庫。倒れた鉄の棚の下から真っ赤な血が流れている。
真那がこの下にいるのだと杏珠は泣きながら訴えた。騒ぎを聞きつけた先生が駆け付け、救出された真那は、片脚を失ったが幸い命に別条はなかった。
真那が救急車で運ばれていったあとも、杏珠はずっと震えながら泣いていた。杏珠はいまだに、真那の脚を見て涙ぐむときがある。自分のことでは決して泣かなかった彼女は大切な友人のためだったら枯れるほど泣きじゃくるのだと知り、私はそれを見て、この子と隣でよかったと改めて思った。
お互いを補い合う、かけがえのない存在。それに名前なんていらなかった。恋愛感情なんだと自覚したとき、確信はなかった。恋愛感情というものを知らなかったから。恋愛は、国語の授業でやる物語の中でしか知らなかったから。
でも、あの絵をみて気づいた。ああいう風になりたいと望んでいる自分がいると。
父が知らない女としていたことが恋愛なのだとすれば、私のこの思いは恋愛だ。父よりももっと純粋で一途な。
「慧」
愛おしい声、今一番聞きたくない声が聞こえた。
「・・・杏珠」
「廊下で弥生さんに会って。慧が階下に降りていったって聞いたの」
心の準備ができていない今、杏珠と二人きりでどんな顔でどんな話をすればいいのか私にはわからなかった。せめて、真那が近くにいれば。
沈黙にいたたまれなくなって、席を立つ。
「慧!なんで避けるのよ!私たちって、そんな脆い関係だったの?私、あんなの気にしないよ?今まで通り、仲良くしようよ」
気にしない?気にしてほしい。今まで通り?今まで通りとは違うものを私は求めてしまっている。杏珠、私、あなたの望む今まで通りには戻れないよ。
今まで通りを続けて、周りは、舞たちは、私自身は、納得できるの?恋心を自覚した今の私は、今まで通りあなたに触れられない。膝の上に乗せて飲み物を共有するなんて、今の私にはできない。
だからといって、杏珠に恋心を打ち明けてしまうことは絶対にできなかった。
「大丈夫よ」
「え?」
立ち止まった私の後ろから、優しさと暗さが入り混じったようなつぶやきが聞こえた。
「大丈夫よ慧、どんなことがあったって離れられない縁なんだから」
振り返ると、月の光に照らされた杏珠がこちらを見てそう言った。
「私たち、同じ穴の狢なんだから」
杏珠の瞳が、私を見据えていた。
片桐 慧 Fin.
「どういうことなの?」
昼休みの静まり返った寮舎裏に、声量を抑えつつもはっきりと焦りと嫌悪が現れた声が聞こえる。
「私じゃないのよ、本当よ」
たしなめるような声でもう一人が返答する。そう言われた少女は俯き深くため息をつく。
「だったらどうして、」
顔を上げた少女の瞳は潤んでいる。
「わからないわ。でも」
対照的にもう一人の少女の表情は恍惚としている。
「今日の二人、なんだかぎこちなくて、まるで恋心を秘めているけれど相手に伝えられないみたいですごく美しかったわね。ねえ、次はそういったストーリーにしてみない?」
その言葉に、失望したようなため息を再度つき、もういい、とだけ言い残して一人はその場所を離れる。
「かくとだに えやは伊吹の さしも草 さしも知らじな 燃ゆる思ひを」
残された少女は合わせた両手を胸に当て、くるりと回った。
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