Ⅶ
✧••┈┈┈┈┈┈••✧
???side
「お姉ちゃん、だぁれ?」
「私?私は─────」
と言いかけたが、
周りを見るといつの間にか真っ暗で
とっくのとうに星が見えていた。
「ごめん!時間ないから帰るね!じゃ!!」
と言って、その女の子に背を向けた。
後ろからは何か言っている女の子の声が
聞こえた気がしたが、
私の耳には入らなかった。
私は急いで家に帰ると
「雨音、おかえり」
と今度はお父さんの声が聞こえた
感じがした。
自分でも感じられないくらい
恋しいのだろうか。
もう高校生なのに。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます