ペステフィア
20年後(19ネグリスバーンと100日後)
「乾杯!」
大人になった公人と2人のペステフィア人が茶色のコップをぶつけ合い、3人同時にコップの中の緑色の液体を飲んだ。
「地球の文化って面白いな!公人が教えてくれた乾杯ってのやるとなんだか元気になる気がするぜ!」
そう言ったのはネハール・アスティーという赤い肌のペステフィア人だ。
「ホントそうだな、今度の休暇に地球に行ってみようかな。」
そう言ったのはヘスト・ペリーシャという青い肌のペステフィア人だ。
「でも危ないと思うぞ。最近ツァートリベスが地球を狙ってるらしいぞ。」
公人はペリーシャに対してそう言った。
「大丈夫だろ、今度3人で地球に行こうぜ!」
アスティーは2人にそう言った。
「そうだな、2人とも今月の32日空いてるか?」
ペリーシャは2人にそう質問した。
「空いてるぜ!」
アスティーは元気にそう言った。
「ごめん、その日は仕事があるから無理。」
公人は2人にそう言った。
「残念だな。それなら地球に行くのは諦めるか。」
ペリーシャはそう言った。
「いや、別に俺抜きでいいから言ってこいよ。」
公人はそう言った。
「そういえば、公人って何の仕事してるんだ?」
アスティーは公人にそう疑問を投げかけた。
「俺か?俺は宇宙船のパイロットをやってるけど。」
公人はアスティーの疑問にそう答えた。
「へぇ、そうだったんだ。すげぇな!」
アスティーは驚いたようにそう言った。
30分後
公人は2人との飲み会を終えて自宅へ向かっていた。周りには赤い肌のペステフィア人や青い肌のペステフィア人がおり、その周りには見上げても屋上が見えないくらい高い建物がたくさん建っていた。
「はぁ…2人はいつも元気だな。」
公人は疲れたようにため息を吐いてそう言った。少しすると公人は自分の家があるマンションのような建物の中に入った。そのままエレベーターのようなものに乗り、自宅がある213階に20秒で着きエレベーターのようなものを降りた。公人は少し歩き、21322と書かれたドアを開けた。ドアを開けた先には日本の住宅のような部屋が広がっていた。基本ペステフィアの住宅の部屋はもっと近未来的な部屋をしているが、公人はペステフィアに来てから何度か地球に帰りたいと思うことがあったので、少しでも地球にいると感じるために自宅の部屋を地球の日本の住宅のようにしているのだ。公人は部屋に入った瞬間ベッドに倒れた。疲れていたのか公人はベッドに倒れた瞬間寝てしまった。
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