第171話

それを無かった様にして接しても、見破られそうで………怖い。






だったら話してしまいたい……けど、どう切り出して良いのかも分からない。







「何も…変わりは無かったか?」




『えっ?……はい…特に何も……』




「顕司の所へ通うのも、大分慣れたか……」




『は…い……親身に診察していただいてます。』




「…そうか、真在子もお腹の子も無事ならそれで良い。」

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る