第157話

『……大丈夫、大丈夫だよ。』




「…………」




『驚いたね……でも、真在子は真在子で高階さんが好き何だよね?』




「…………」




声がでなくて………




少し大げさなくらい、首を縦に振る。






『だったら、高階さんを好きな自分を信じて。』




「う……ん…………」




『高階さんは…そんな真在子を大切に思ってるよ。』

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