第158話

「…………」





沙来の……その言葉で……





また…今度はうれし涙が喉をつっかえながら





溢れ出る……………






情けない私……





慧悟さんに心配かけない様にしてるつもりが





こうして沙来にまで心配させてる。





ほんと……だめな私。





ぜんぜん分かってない。





それでも……





慧悟さんに逢いたくて、傍にいたいって思う私は








ずるいんだ………

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