第121話
(さてと、真在子ちゃんの様子でも見て来るか。)
隣で眠る沙来の頬に口付けをし、軽く急いで彼女の部屋へと向かう。
トントン……………
(悪いが、開けさせて貰うよ。)
そっと気付かれ無い様、静かに襖を開け中へと入ると其処には男物のシャツを着て眠る真在子ちゃん一人が居るだけだった。
(取り敢えずは大丈夫だった様だな………)
掛けている浴衣を肩にまで上げようと手に取ると、開いた襟から胸元が覗き赤い痕が二、三点いていた。
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