第119話

「……心配か?」





『…うん……どうしようもないのは分かってるんだけどね……』




「朝、俺も様子見てから行く。それなら心配無いだろ?」




『ほんと?!』




「ああ、当たり前だ。一応、慧悟の代わりでも在るからな。」




『ありがとう、貴志さん。朝まで居ることはないと思うけど……』




「其れでも沙来が居ない事にもしかしたら…って事も有り得るしな。」

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