第118話

其れを味わうのは意外にも愉しい。





動きを止め、今度は彼女の脚を開き顔を埋める。






『あン……ハァん……慧…悟…さん……』





俺の髪に触れ、身悶える真在子に声を掛ける。






「どうした……感じるのか?」




『……う…ん……きもちいい……』






フッ……なら、逝かしてやる。








『ああン……アん……ハァハァ…あっ…うン…うン……』




小刻みに震える彼女を見て果てたと分かり、本能が満たされる。





俺は真在子の横になり暫くの間、抱き締め余韻に浸った……

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