第8話

 網戸の向こうから吹き込む夜風は、風呂上がりの火照った体には実に心地良かったのだが、そこに混じって聞こえる僧侶の声がひどく不快で煩わしかった。


 優人は椅子に腰かけたまま、ほんのわずかに首を持ち上げ外を見やる。遠くを練り歩いていた一団が、見れば随分と民泊へと近付きつつあった。


(異様な光景だ)


 昼間、佐久間曜子から聞き及んでいたが、〝鐘〟によって死者が出た場合、村人たちはその遺体を台車に乗せ夜中、村の中を歩くらしい。なんでもそれが、この村に古来から伝わる浄化の儀式なのだという。


 それもこれもすべて、かつてこの地を訪れた〝幸人〟こと僧侶・浄優が確立した風習なのである。死者がまとった穢れを取り除くため、こうして村人たちが列をなし、夜の闇のなかを松明の灯りのみを頼りに進んでいくのだ。


 列の先頭で念仏を唱える僧侶のすぐ後ろで、ごとごとと木製の台車が揺れている。その上に乗せられたものがなんなのか、いまの優人には理解できてしまった。


(どいつもこいつも、どうかしている)


 優人は心の中で悪態をついたが、あえて言葉にはせず飲み込んだ。誰かの亡骸を荷台に乗せ、夜闇のなかを歩き続けるなど、なんとも退廃的かつ原始的な行いに思える。


 あの列のなかに、佐久間曜子もいるのだろうか。そんなことを考える優人に、目の前のノートパソコンから声が投げかけられる。


「さっきから聞こえてきてるのが、例の儀式ってやつかしら?」


 優人は視線を戻し、画面越しに映っている彼女に対し「ああ」と短く返した。


 改めて見ても、凛とした女性だと感じてしまう。短く切り揃えた黒髪はわずかな照明を受け、艶やかに輝いている。こちらを見つめる眼はわずかに吊り上がっており、縁取るまつ毛の長さも相まって、よりシャープな印象を受けた。


 優人と同様、まだ20代中盤でありながら、彼女は実に大人びたオーラを身にまとっている。もう何度もこうして話をした間柄だが、それでもその視線を受けるだけで自然と背筋に力が入ってしまった。


 見つめ直した優人に対し、画面越しの彼女――〝女探偵〟・荒木双葉は表情を変えず、淡々と会話を続ける。


「なるほど。なにからなにまで、興味深い報告内容ね。あなたが予想した通り、村のどこかで鳴り響く〝鐘〟と、人々の死は繋がっている――そう、考えるのが妥当でしょうね」

「そうだな。けれど、そんな理不尽なことってあるか? どこかで鳴った〝鐘〟が人の命を奪うだなんて、オカルトが過ぎる話だよ」

「それじゃあ、〝鐘〟はあくまで人々の死とは無関係だ、と?」


 優人は少しだけ身を乗り出し、顔を画面に近付ける。双葉の姿をじっと見据えながら、真剣なまなざしで返した。


「いや。過去の真名の件と、今回の一件――佐久間一茂の死には、どちらにもその〝鐘〟が関わってる。間違いなく、あの〝鐘〟が鳴るタイミングで人が死んでいるんだ。無関係とは言い難いさ」


 外を練り歩く一団はまた少し、こちらに近付いてきたようだったが、あくまで優人は画面に集中したまま「ただ」と続ける。


「さっきも言ったように、〝鐘〟の音色で人は死なない。あれはあくまで、なにかの合図やきっかけに過ぎないんだと思う。〝鐘〟が鳴るのに合わせて、誰かが裏で行動していると睨んでいるんだ」

「なるほどね。しかしそうなると、とんでもない話だわ。その村では〝鐘〟が鳴る度、誰かがばれないように殺人を犯しているってことになってしまうんだからね」


 優人は「ああ」と頷きながらも、ちらりと部屋の入り口に視線を投げた。先程から誰かが聞き耳を立てていないか、常に警戒しながらリモート会話を続けていく。


「あるいは――その〝鐘〟そのものに、なにか細工があるのかもね。〝鐘〟の音に、なにか人間を死に導くような仕掛けが施されているとか」

「おいおい、あの〝鐘〟そのものが兵器だっていうのか? 今度は随分と話がSFめいた感じになっちまうが――」

「もちろん、今の所、確証なんて何一つないわ。どれもこれも推測の域を出ない。ただだからこそ、逆に〝どの可能性もありえる〟としておかなければならないと思うの。それこそ、憶測で可能性を潰してしまうと、思わぬところに落とし穴が潜んでいるかもしれないからね」


 どうにも荒唐無稽な話に思えたが、それでも双葉の言葉を聞いていると妙に納得できる部分もあるような気がした。初めて出会った時からそうだったが、彼女はどんな理不尽な状況ですら一度己のなかに飲み込み、咀嚼したうえで議論を進めていく。


 それゆえに、彼女の視線や言葉は優人のそれより遥かに解像度が高く、鮮明な輪郭を帯びているように感じた。これが彼女が探偵として生きてきたなかで培った、ノウハウなのかもしれない。


「事実、〝鐘〟は人々の死と密接に繋がっている。なら、その〝鐘〟がどこにあって、どんなものなのか――それを探ることさえできれば、彼女――真名さんの死の真相も見えてくる気がしない?」

「そうだな……けれど、どこから探りを入れるべきなんだろうか。佐久間曜子はこの村の風習については教えてくれたが、それでもその詳細までは分かっていないみたいだった。あれ以上追及したところで、成果は望めそうにないよ」


 優人の疑問に、画面の向こう側にいる双葉は「そうね」と顎に手を当てて考え込む。些細な動作ではあったが、なぜか彼女がやると実に様になって見えた。


「あなたたちが出会った人物だけでは、少し手詰まりな感が否めないわ。できることならもっと、村の核の部分を知る誰かから話を聞きたいところね」

「そうなると、明日以降も引き続き聞き込みってことか」

「ええ。私の方も、あなたから依頼されていた〝例の件〟について、そろそろ情報が出揃いそうなの。ある程度まとまったら、そっちも共有するわね」


 優人は「助かるよ」と答えながら、どこか画面上の彼女ではなく、そのさらに先――自身の脳裏に浮かび上がった、記憶そのものに目を向けてしまう。


 今回、優人らがこの『幸人村』に乗り込むことを受け、双葉には別行動を取ってもらっていた。彼女は都内の事務所を拠点に、優人らと遠隔でやり取りをしながら、事に当たってくれている。


 村そのものを探る優人らに対し、双葉はそこでは知り得ない様々なデータの収集にあたっているのだ。優人たちが獲得した事実をさらに深堀りするのはもちろん、かねてから優人に依頼された〝ある情報〟を事細かに調べ上げていたのである。


 それは他ならぬ、かつての彼女――篠崎真名という女性についてのデータであった。


 数年前まで、優人は真名の恋人として時を共にしていた。だが、彼女と付き合った期間は、それこそ1年にも満たない。互いの身の上話だって幾度となく交わしたが、一方で優人にとってまだまだ、篠崎真名という人物について知らないことだらけなのだ。


 優人は彼女が死んだ理由に、〝納得〟したいのである。


 なぜあの日、彼女はこの部屋で事切れていたのか。なぜあの日も〝鐘〟が鳴ったのか。


 付き合っていた期間や、連れ添った時間の長さなど関係はなかった。たとえ短い間でも、優人にとって彼女と過ごした日々は確かに幸せなひと時だったのである。


 それが壊れた意味を、いまもなお優人は探している。どんな理由があれど、彼は今、自分が置かれているこの状況に〝納得〟しなければならない。


 目を閉じ、眠りにつけば朝陽が昇る。だが、真の意味で明日に進むためには――人生が前進するためには、〝納得〟が必要だ。


 思考を巡らせる優人だったが、彼に向かって唐突に画面越しの双葉が問いかけてくる。


「ねえ。以前も聞いたかもしれないけど、もし真実を――真名さんの死の真相が分かったら、あなたはそこからどうするつもりなの?」


 理路整然とした会話を好む双葉にしては、どこか感傷的な一言にも思えた。優人はしばし考えていたが、別段、自分を飾ることもせずに素直な気持ちで返していく。


「そうだな。正直な所、良く分からないよ。真実ってのが明らかになったとしても、彼女が――真名が帰ってこないことなんて、分かりきってるしな。ただそれでも、俺はその真相を知りたいんだ。このまま彼女がいなくなってしまったことを身勝手に割り切って生きていけるほど、俺って人間は大人じゃあなかったってことだ」


 優人の回答を受け、双葉は「そう」と短く答える。彼女はしばし何かを考えていたようだが、あくまで愛想笑い一つ浮かべずに淡々と返した。だが、優人にとっては彼女のその取り繕わない態度が、なぜかひどく救いになる。数年前のあの日からずっと、仮初で浮かべた笑顔というものが大嫌いになってしまっていたからだろう。


「正しいかどうかじゃあない。俺はただきっと――〝納得〟したいだけなんだよ。今やっていることは結局、そんな俺の幼稚なわがままなのかもしれない」

「そう。ごめんなさいね、今更野暮なことを聞いて。それがあなたの望む道だというなら、それがきっと正解よ。私はあくまで探偵だから、それ以上をどうこう言う権利はないだろうしね」

「いや、いいさ。むしろ、こんなことを聞いてくれる奴なんてそういないから、吐き出したことで少しだけ楽になれたよ」


 優人は苦笑を浮かべたが、やはり双葉は微かに頷くのみだった。なんとも無愛想極まりない探偵の姿に、それでも優人はわずかに肩の力が抜けてしまう。


「以前から言っていることだけど、くれぐれも無茶だけはしないようにね。その村には、私たちが知らない〝なにか〟がある――どれだけ村人が親切でも、安易に動き回るのは得策ではないわ」

「ああ、肝に銘じるよ。それにしても重ね重ね、よくこんな事に付き合ってくれるよな、あんたも」


 ようやく肩の力を抜くことができた優人だったが、対する双葉は少し驚いたように目を丸くしていた。


「いや、その……大抵の人間は、こんなこと信じてくれないからさ。妙な集落があって、そこで〝鐘〟が鳴ったことで恋人が死んだ。その謎を解明したい――なんてな。あんた以外にも色々な探偵事務所に問い合わせたけど、どこもやんわりと断られたのを思い出したよ」


 思い返せば、優人と双葉が出会ったのは2年程前になる。


 真名の突然死を受け、一度は疲弊し堕ちるところまで堕ちた優人だったが、彼はぽっかりと開いた穴を埋めるかのように、彼女の死に迫ろうとする一念で動き出すこととなる。そんな折、自身と共に幸人村の真実を探ってくれる伝手を探すため、まずはがむしゃらに行動し続けたのだ。


 そのさなかに出会った協力者こそ、村まで共に辿り着いた旧友・川嶋であり、今画面の向こうにいる女性探偵・荒木双葉だったのである。


 いくつもの探偵事務所に突き返され荒んでいた優人であったが、双葉はそんな彼の話を事細かに聞き、そして協力を承諾してくれた。


 懐かし気に語る優人に対し、あくまで双葉はドライな対応で切り返す。


「どんな内容だろうが、私はあくまで依頼に対して動くだけよ。そこに対価が発生するのだから、全力で事に当たる。それだけのこと」


 なんとも素っ気ない言葉だったが、一方でまるで嫌味ったらしさがない。もはやおなじみの双葉のその波長に、優人は肩の力を抜いたまま「そうだな」と頷く。


 そんなやり取りを最後に、彼女への報告はお開きとなった。優人はリモート通話が切れた画面をしばし眺めていたが、やがて網戸の外の闇を見つめる。外を練り歩いていた一団は過ぎ去ってしまったようで、耳を澄ましても不気味なお経は聞こえてこない。


 しばし夜風に当たっていると、ようやく浴衣姿の川嶋が戻ってきた。彼はビニール袋にたっぷりの飲み物を抱えている。といっても、晩酌などするつもりもないため、ノンアルコールのジュースやお茶といったラインナップだった。


「彼女との通話は終わったのかい。向こうは、なんて?」

「特に大きな進展はなし、だと。真名のことについてはもう少し情報をまとめて、改めて共有するらしい」


 川嶋は「そうか」と納得しながら、机のそばに腰を下ろす。彼はビニール袋のなかからサイダーを取り出し、手渡してきた。


 優人が礼を返すなか、川嶋は乾いた音を立てて自分用のサイダーを開け、ぐびりと口をつける。喉を潤しため息をつく彼に、優人もプルタブをこじ開けながら問いかけた。


「お前の方はどうだったんだよ? さっきの一団、観察してたんだろう」

「ああ。いやぁ、なんとも不気味極まりなかったね。村人たちは男が大半だったけど、関係者である彼女――曜子さんもしっかりと列に加わってたよ。皆どこか意識が虚ろで、それこそまるで〝百鬼夜行〟みたいな、非現実的な姿だったなぁ」


 優人は「ほう」と頷きながら、手元に置いていたノートパソコンを川嶋に返す。優人が双葉とリモート通話をしている間、川嶋は夜の村を練り歩く儀式の様子を観察していた。


 川嶋は早速、ノートパソコンを操作し先程見た儀式の内容をメモしていくのだが、そのまなざしはどこからんらんと輝いており、なんとも嬉しそうだ。口では不気味だと言っておきながら、表情はまるで新しいおもちゃを前にした子供のように、無垢な輝きに満ち満ちている。


(やっぱり、腐っても歴史学者か)


 川嶋の奇妙な癖のようなものにため息をつきながら、優人はあくまで冷静に問いかけていく。


「ただお経を唱えながら、村を練り歩いているだけか? なにか、特別なことがあるわけでもなく」

「そうだね。やっぱり一団は最終的にあの広場――僕らが迷い込んだ、共同墓地に入っていったよ。どうやら、しばらく遺体は放置された後、あの墓地に埋葬されるみたいだ」

「なるほど。となれば、やっぱりあの土の下には、〝鐘〟の音と共に亡くなった人間が埋められているってことになるな。やれやれ、ぞっとする話だ」


 それどころか、かつて迷い込んだ二人が小屋のなかで見たものの正体も、おのずと明らかになってしまう。


 あれは正真正銘、〝鐘〟の音と共に亡くなった誰かの遺体だったのだ。そう考えると、思わずうすら寒い感覚が背筋を撫でてしまう。あの場には間違いなく、人間の遺体が横たわっていたのだから。


「火葬が当たり前になっている日本においては、かなり異質な風習に思えるね。けれど、どうやら村人たちはそのスタイルに、特に疑問は抱いていないみたいだ。曜子さんも表情こそ暗かったけど、おとなしく一団に従っていたよ」

「隔絶された田舎に伝わる、時代錯誤な風習、か。本当にあるもんなんだな」

「表沙汰になっていないだけで、探せばまだまだ色々とあるものさ。この村みたいに四方を自然で囲まれた限界集落なら、なおさらだね」


 都会で過ごしてきた優人にとってはどこか受け入れがたい事実だったが、長らく歴史というものに触れてきた川嶋からすれば至極当然の事なのかもしれない。


「そうなると、まだまだこの村が隠していることは多そうだな。しかし、探偵さんも言っていたけど、今のままじゃあ手掛かりが乏しすぎる。なにかこう、もっと根本的なところに切り込むことができればなぁ」


 優人がごくりとサイダーを飲み込むと、素朴な甘みと炭酸の刺激が喉を駆け抜けた。意識がはっきりはしてくるのだが、一方で自分たちがこれからなにをするべきかという点に、どうにも頭を悩ませてしまう。


 誰を探るべきか、どこを覗くべきか。すぐにでも動き出したいのはやまやまだったが、一方でここが世間から隔絶された土地だということも、常に念頭に置いておかねばならない。


 もし、少しでも村人たちに怪しい動きを察知されたならば、瞬く間に噂は伝搬するだろう。村社会ゆえの閉塞的な空間が、どうしても優人に二の足を踏ませてしまう。


「なにか、この間みたいなきっかけがあればな。彼女――佐久間曜子の件みたいに、とっかかりが欲しい所だよ」


 窓から覗く夜の田舎を睨みつけながら、優人は押し黙ってしまう。真名の死の原因が眠っているであろう場所にいながら、思い通りに動き回れないという状況はなんとも歯がゆい。


 村には満足に街灯もないため、夜になれば景色は一面、漆黒に包まれてしまう。その黒い海のなかに、優人らが知らぬ〝なにか〟が息をひそめているようで、どうにも不気味でならなかった。


 やりきれない思いからちびちびとサイダーに口をつける優人だったが、ここで川嶋が放った思いがけない一言に反射的に振り向いてしまう。


「たしかに、このまま膠着状態が続くっていうのもよくないよね。ただ、うまくいけばもうすぐ、ちょっとした〝波〟は立つんじゃあないかな。動くとしたら、そこが狙い目だと思うよ」

「それはいったい、どういうことだよ? 〝波〟が立つって――」


 驚いたようにこちらを見つめる優人に、川嶋は珍しく意地悪な笑みを浮かべた。彼は愛機であるノートパソコンを軽快に打鍵し続けている。


「まぁ、それは見てのお楽しみってやつさ。探偵さんが言っていたように、僕らはしばらく機会を待てばいいと思うよ。それまでは、せっかくだからゆっくりとしようじゃあないか」


 皆まで言わない川嶋に思わず首をかしげてしまうが、優人もあえてそれ以上は追求しなかった。元より川嶋は適当なことを喋る人間ではないので、希望的観測に基づく一言ではないのだろう。


 だが、優人にはどこか漠然と嫌な予感がしてしまった。その正体が分からないのは癪だったが、今はひとまず友人の言葉を信じ、黙したまま外の景色を見つめ続ける。


 どれだけ眺めたところで、夜の闇は何も答えてはくれない。田んぼのどこかで甲高く泣き声を上げる虫たちや野山を揺らす風の音も、本来ならば風流なものなのだろうが、今の優人の心にはまるで響かない。


 椅子に深く体重を預けたまま、無益な時間のみが過ぎていく。川嶋がなにか他愛のない話題を投げかけてきたのだが、それすらもどこか意識の表面を上滑りしていってしまった。


 緩やかに時を過ごすということが、なんだか今の優人にはただただ辛くてならない。手にしたアルミ缶の中では、こうしている間にも微かな音を立てて炭酸が気化し続け、静かな田舎の空気のなかへ逃げていってしまっていた。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る