第3話『お姉さんと愚痴りたい』
食べ物も飲み物もない。
人間たちは欲求を満たすことができず、
今や、地上を支配しているのはモンスターたちであった。
モンスターの一人であるミイラちゃんは、人間たちを根絶やしにして仲間にしようと
だが──彼女らには
人間には
ミイラちゃんたちがセクシーすぎる
そうともしらないミイラちゃんはご
「……ったく、なんなのよー。私の担当たち、なかなか死んでくれないんだけどー」
「こっちもそうよ。困ったものよね」
ミイラちゃんが
「約束の日までにはどうにかできると良いのだけれど……」
「どうかしらね」と、ミイラちゃんは
「意外とあんな感じで、最後まで生き長らえているんじゃないかな」
「えー、それは困るわ……」
ミイラのお姉さんの表情が
その時であった——。
──ドォゴオオオンッ!
爆発音がしたかと思えば建物全体が
「なにごと!?」
「
「大丈夫? 一人で……?」
ミイラのお姉さんが心配したように言うと、ミイラちゃんは笑みを浮かべた。
「もちろんだよ。私に任せて!」
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