第7話:最終チェック。
彩葉がただのエッチいナースメイドじゃないって分かってからも、彩葉の
一平に対するメディカルチェックは続いていた。
たしかに彩葉と同じバイオロイドがいて家族全員の健康をチェックしてくれて
いたら健康診断にも行く必要もないし、なにか病気になっても早期発見につながる。
これは画期的な発明だよなって僕は思った。
たしかに他の研究所に彩葉の存在が発覚したらスケベ親父にとっては一大事だ。
そんなある日、彩葉から提案された。
「おぼっちゃまは、今のところ健康体でいらっしゃいますから、そろそろ
男性としての最終チックをしましょう」って。
「最終チエックって?」
「セックスです」
「は?」
「おぼっちゃまがいつになっても私にセックスさせてって言って来ない
からですよ」
「いや〜そればっかは・・・彩葉みたいな可愛い子、僕が汚すなんて
できないよ」
「なに、純情青年みたいなこと言ってるんです」
「ほんとはしたいんでしょ、私と」
「そんなスケベなことは・・・」
「分かるんです、私には・・・おぼっちゃまをハグした時、異常なくらい
心拍数上昇しますからね」
「したいんでしょ?セックス・・・抱きたいんでしょ?私を・・・
触りたいんでしょ、愛撫したいんでしょ、入れたいんでしょ?白状しなさい」
「女の子が入れたいって、なんてこと言うの?」
「まどろっこしいからです」
「分かった・・・したいよ・・・正直、彩葉を抱きたい」
「彩葉の言った通りだよ・・・このままなにもないままで彩葉といたら
僕は、おかしくなっちゃうかもしれない」
「そのくらい僕は彩葉が好きだ・・・いや愛してるんだよ」
「はっきりそう言える」
「おぼっちゃま、それはとっても素直で正常な反応です」
「私もおぼっちゃまのこと・・・い〜え一平のこと愛してます」
「ってことで今夜は最終の健康診断しますからね」
彩葉が言ったとおりその夜、僕は彼女の入念な健康診断を受けた。
頭の先から足の先まで、それはもう入念に・・・
彩葉は医療師としての能力以外にセックスにも特化した能力を備えていた。
だから僕は今まで味わったことにないエッチい体験を彩葉から受けた。
そのお返しに僕も僕の持てるテクニックで行使して彩葉に応えてあげた。
バイオロイドってのは最初っからエクスタシーを感じるらしい。
どっちがチェック受けてるのか分からなかった。
女としても完璧な彩葉・・・誰にも渡さない。
あのUSBは破壊してしまおう。
「ねえ、一平・・・私、最終チェックなんて言ったけど・・・」
「これからは毎晩、ハグしてチューしてセックスしようね」
「いいけど、でも普通の日もハグしてチューしてスカートめくってくれる?」
「もちろん・・・・それが私たちのルーティーンだもの」
おしまい。
超絶可愛ゆいナースメイドさんのエッチいスキンシップの意味がよく分からない。 猫野 尻尾 @amanotenshi
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