超絶可愛ゆいナースメイドさんのエッチいスキンシップの意味がよく分からない。

第3話：親父からのメッセージ。

仕事が忙しい親父から僕宛に小包が届いた。

その中に女性モノのレースだらけの赤いエロパンツに混じってUSBが一個入って

いた。

僕がそのUSBを確認していると・・・。

「あ、箱の底に紙が入ってます」

彩葉（いろは）に言われて箱の底を見たらメッサージらしきものが入っていて、

その紙には僕宛に親父からのメッセージが綴られていた。

なんでこれだけアナログ？CDかDVDに焼けよ

「一平そのUSBを大事に仕舞っておけ・・・誰にも渡すんじゃないぞ・・・

データの内容は彩葉に関する大切なデータが入っている」

「彩葉は遺伝子技術によって生まれた世界でただひとりの「バイオロイド」だ」

「つまり生物学・有機物的人造人間で分かりやすく言えばクローンなのだ」

「彩葉は普通の人間とは違う能力を持っている」

「その能力は将来あらゆるところで人の役にたつことになるだろう」

「だがその能力は人にはライバル業者や悪徳業者には知られては困るのだ」

「もしライバル会社に彩葉とデータのことが知られて先取りされたら我が社は

大きな痛手を被る」

「だから決して誰の手に渡ってもいけない、彩葉はまだプロトタイプで研修期間

が必要だからお前に預けた」

「彩葉の充分な能力が完全に分かるまではお前が彼女の面倒を見てくれ」

「ふたりで協力してUSBのデータも同時に守ってくれ」

「だが、お前がそのUSBを持ってることがライバル会社に知られたらお前や彩葉に

危険が及ぶかもしれない、くれぐれも気をつけるように・・・決してスケベではない素敵な父より」

まじで？彩葉がクローン？・・・バイオロイドって？人造人間なの？彩葉って。

世界でただひとりの？・・・そうなんだ完全に人間の女の子だと思ってた。

そうか・・・ってことは彩葉が15歳っての後付けで本当は0歳なんだ。

それにしても親父は僕にUSBなんて嫌なモノを預けてくれたよな。

危険が及ぶようなモノ持ってたくないよ・・・なんだよこれ。

だけど、預けられたモノは捨てられない・・・親父のライバル会社の手に

渡ったら大変なことになるんだろ？責任重大じゃないかよ。

だから彩葉のことがバレないようメイドの格好をさせて僕の家に預けて行ったんだ。

だけど彩葉の能力ってなんだ？

それが何か書かれてないんじゃん・・・めっちゃもやもやする。

だから、まだ僕のそばにいた彼女に聞いてみようと彩葉を見た。

別に普段通りなはずなのに彩葉を見てるとまじ可愛すぎて衝動的にハグしたく

なる。

でも、僕の方からハグしてって言わなくても彩葉はそれが使命のように定期的に

僕にハグしてくる。

朝起きると

「はい、ハグのお時間です」

昼ご飯の前にも

「はい、ハグのお時間です」

で、寝る前にも

「はい、ハグのお時間です」

やっぱりハグとキスはワンセットだよな・・・そう思ってハグされるたびに

彩葉にしてって言ってキスしてもらう。

だけどこのキスだってただのキスじゃないんだ。

彩葉のキスにもちゃんと理由があった。

だけど一平は未だに彩葉のエッチいスキンシップの意味が分からなかった。

このまま彩葉といたら僕はダメ人間になりそうかもって一平は思った。

彩葉の強烈なキスされて、なんとか腑抜けから立ち直った僕は彩葉にUSBの

ことを聞いてみた。

「あ、彩葉・・・あのさ、このUSBのことなんだけど・・・」

「彩葉はこの中に入ってるデータの内容知ってる？」

「知りません・・・おぼっちゃま」

「ごめん・・・あのさ、もう一度言おうと思ったんだけどそのおぼっちゃま

ってのやめて欲しんだけど・・・」

「俺、おぼっちゃまって柄じゃないし彩葉も雇われじゃないんだからさ・・・」

彩葉は僕を見て、なんだよこいつ〜ってふうに目を細くした。

「私はおぼちゃまのメイドです・・・文句あります？」

つづく。