なんかそういう奴

第1話 そういう奴

「こいよ」

『は、はぁ？』

「その秘薬で魔力か何かしらねぇが、回復して

俺を殺すつもりだろ？こいよ、撃ってみろよ」

『クソッ！』

秘薬を飲んで力がみなぎっている

手はこちらに向けていて

血管が浮き出るほど力を入れている

数秒後に掌の少し前に青色の光球が出てくる

『そんなに死にたいなら！殺してやるよ！』

光球がこちらに猛スピードで向かってくる

「あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙ぁ゙！！！！！」

『あの野郎…マジで受けやがった』

立っていた場所には何も残って居ない

『はっ、これで逃げれるぜ』

『あぐッｩ…！』

「逃がすわけないだろ馬鹿」

『お、俺の胸から…胸から刃がぁッ！』

いつの間にかあいつは後ろに居て

俺の胸を刀で刺していた

『コヒュッ…ボグッ…』

口と胸から血が流れていく

肺に穴が空いて息もできない

「へ〜」

『なん…ガバッ…だ』

「宇宙人でも肺の位置って同じなんだ」

おわり