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  • 『最期のロボット』本文への応援コメント

    機械、ロボット、AIのほうが人間らしかったりと、大きなテーマとしては目新しくないのかもしれませんが、細かい部分が非常に考え、作り込まれていて、素晴らしいと思いました。

    作者からの返信

     ご感想ありがとうございます。
     もう昔のロボット観を現実のロボットが越えてしまった部分もありますからね。カタコトで喋ってぎこちない動きをするのは、レトロフューチャーといいますか……。
     この話も目新しさという意味はあまりなく、将来的に自らの「死」を認識したら当然の成り行きかもしれませんね。

  • 『最期のロボット』本文への応援コメント

    自主企画からお邪魔しました。人間と機械の境目があいまいになるSFの空気の中、優しさと柔らかさが滲む読了感がほうっと息をつかせてくれる良いおはなしでした

    作者からの返信

     ご感想ありがとうございます。
     近年では、普通に手術で臓器やそれを補助する機械が埋め込まれ、どんどんその境界が曖昧になっていく気がしますね。
     テセウスの船の問題で、どこまでが人間かの議論が近いうちに必要になりそうです。
     それでも、いつか機械が「死」を意識するようになった時に、彼らに優しい社会であってほしいですね。

  • 『最期のロボット』本文への応援コメント

    そう遠くない未来、このお話が現実のものになるような気がしないでもない。それくらい現代のAI、ロボットは進化してきていますね。
    人間が体を改造し始めて、ロボ化していけば……と話はどんどん膨らんでいきそうです。
    楽しませていただきました。ありがとうございました。

    作者からの返信

     ご感想ありがとうございます。
     確かに最近のAIやロボットの進歩は目覚ましいものがありますが、この物語の世界のように老朽化した彼らを扱うかどうかは……ヒトが彼らをどう思うかにかかっていると思います。
     できれば使い捨ての道具ではなく、優しい最期を迎えられるようにしてあげてほしいですね。
     楽しんでいただけたのなら幸いです。

    編集済
  • 『最期のロボット』本文への応援コメント

    未来のロボットはどこか怖いイメージがありました。
    でも、この作品のロボット達は優しく真面目で、人の為になりたいという純粋さがとても美しく、それ故にロボットの最後は物悲しいものがありますね。

    作者からの返信

     ご感想ありがとうございます。
     人間のように利己的な考えがないから、そのようになるのでしょうね。
     せめて人に尽くした最期は、幸せであってほしいと思っています。
     楽しんでいただけたのなら幸いです。

    編集済
  • 『最期のロボット』本文への応援コメント

    企画から来ました。
    とても考えさせられる話でした。
    ロボットやAIに魂があるのか……?というのは、これから現実でも問題になりそうなテーマですね

    あくまで個人的には「ない」という立場なのですが、本作のようにロボットたちを看取る施設があるのは、とてもやさしい社会で良いと思いました。

    これからも執筆頑張ってください!

    作者からの返信

     ご感想ありがとうございます。
     魂やあの世の問題は、機械が自らの「死」を認識するようになれば避けられない問題だと思います。
     死を知った機械たちは、人間に対してどんな感情を抱くのか――今はまだ推測の域を出ませんが、互いに優しい関係にありたいものですね。
     楽しんでいただけたのなら幸いです。

  • 『最期のロボット』本文への応援コメント

    今日は調子いいね、と同僚と話しているといたずらをするようにエラーを出す。何か訴えられている気がしてよく見ると消耗部品が期限前なのにつぶれる寸前。ずっと調子が悪かったのに廃棄が決定してからは、ノートラブルで稼働する。

    私は話しかけるタイプです。

    昔の職人さんも道具に話しかけて。愛された道具は職人さんに応えて。そうして良い品が造られていたのでしょうね。

    作者からの返信

     ご感想ありがとうございます。
     付喪神のように、使い続けた道具には魂が宿るという思想が昔の日本にはありますからね。
     今でも人形供養等があって、誰もそれをおかしいと言わないのは「大切にされた物には魂が宿っている」というのが根底にあるのかもしれません。

  • 『最期のロボット』本文への応援コメント

    色々と考えさせられる話でした。
    人間以外にも魂はあるのかもしれませんね…。キリスト教ではそんなことはないと言われているし、日本では魂はある物だとして付喪神という考えがあります。
    何で寝る前なのにこんな考えさせられる話を読んでしまったんだ…。眠いのに頭が変に冴えて混乱してきた…。

    許さない…許さないぞ作者!!!!




    面白かったです。

    作者からの返信

     ご感想ありがとうございます。
     キリスト教では確か、人間以外は魂がないと聞いたことがありますね。欧米の動物愛護団体や反捕鯨団体にどう考えているか聞いてみたい気もしますね。
     逆に、アイヌ人の思想だと生物以外の物にも魂があるとか聞いたこともあります。個人的には、テマキズシさんの挙げられた付喪神や日本古来の自然崇拝にも通ずるところがあってこちらの方が好きですね。
     もし、本当にロボットに死の概念が備わった時、人はどう対処するのでしょうか? その答えが見られる日は、そう遠くないかもしれません。

  • 『最期のロボット』本文への応援コメント

    読みながら、様々なテーマについて考えさせられました…

    一つに、魂の存在の有無。
    何ら物理的裏付けを持たないこの一見不毛とも言える議論を、極限まで語り合ってみたい…という欲望が……

    そして、AIのあり方…根本のプログラムが「しっかりと」そして「ハッキリ」としているから真面目なのだろうと思います。それに比べたら、人間とはいかに曖昧な存在なのだろうか?そして、曖昧なことがむしろ最高に合理的で、我々は究極の合理の元に生まれた存在なのではないか、という議論も極限まで突き詰めてみたい気もします。

    1人で、しかも頭の中だけでは、どうしてもこういう事って大きな海原に1人で飛び出していくようで心許ない物です…

    作者からの返信

     ご感想ありがとうございます。
     魂については、かなり昔に読んだ物ですが欧米の学者がネイティブアメリカンの研究で「人間以外にも魂がある」という世界観に驚いたというのが印象に残っています。キリスト教の世界観では、人間以外には魂がないという思想もあるそうです。
     もっとも、日本人には「それのどこが意外なのか?」と思ってしまいますが……全ての生物に魂があるのが当たり前の世界観で、付喪神等で非生物にまで魂があるという考え方ですからね。人形供養等がその最たる例ですね。
     それはそうと、確かに全てをハッキリさせる必要はないかもしれませんね。曖昧にする、忘れるというのはヒトの自己防衛に必要なシステムなのかもしれません。

  • 『最期のロボット』本文への応援コメント

    こんにちは、企画主です。斬新なアイデアと細部まで考え抜かれた描写がお見事です。でもいずれAIが心を持ち、御作のような世界が現実になるような気が‥‥‥

    作者からの返信

     ご感想ありがとうございます。
     昔読んだSF小説(タイトルは失念しましたが)では、アンドロイドの墓を建てるお話があった気がします。
     なので、割と普通に行き着く考えと思っていたのですが……案外、そうでもないのかもしれませんね。

    編集済
  • 『最期のロボット』本文への応援コメント

    これは発想が面白かったです。宗教談義も、なるほどなあと読ませていただきました。でも、将来こういう施設ができてもおかしくないでしょうね。逝くロボットのためにも、そして送る人間のためにも。

    作者からの返信

     ご感想ありがとうございます。
     確かに、役目を終えた彼らを迎え入れる施設も将来的には必要になるかもしれませんね。
     それはあくまで人間側の倫理観であって、ロボットが本当にそう「思って」いるのかは分かりません(そう演じているだけかもしれません)が、ヒトの心の安定のためには求められるかもしれません。

  • 『最期のロボット』本文への応援コメント

    こんにちは。
    発達したAIが、自分にも終わりがあることを悟って、怯えたり、
    「永遠の稼働(命)」を求めて、努力するような未来が、来るかもしれない。
    考えさせられる一篇でした。面白かったです。

    作者からの返信

     こんにちは。ご感想ありがとうございます。
     理論上はハードウェアは老朽化していきますが、ソフトウェアはコピーを繰り返せば……とも思いましたが、それだとコピーが生き残るだけでオリジナルはハードウェアが壊れたらお終いなんですよね。
     そもそも、誰がその処理をしてくれるのかという問題もありますが。
     フィクションでも、永遠の命を得てそれが幸せだと言っている者は意外と少ない気がします。

  • 『最期のロボット』本文への応援コメント

    はじめまして、こんにちは。
    企画より参りました。

    ロボットでありながらも『天国』という概念を抱くゴロウの純粋さと、それに寄り添うナナセさんの優しさが印象的でした。

    「信じれば叶う」という言葉が、たとえ希望的観測でもゴロウへの深い敬意を表しており、二人の関係性に心が温かくなりました。

    また、「おやすみなさい」というシンプルな別れの言葉に、命の有限性と、それを受け止める切なさが込められているのが美しいです。

    ロボットの『最期』を描きながら、人間らしい感情を呼び起こすところが、素敵でした。面白かったです。読ませていただき、ありがとうございました!

    作者からの返信

     ご感想ありがとうございます。
     今はまだ、機械は「物」ですが、それが感情を持ち「死」を理解したらどう変わっていくのかを考えて書きました。
     所詮は作り物と見なすのか、新たなパートナーと見なすのか、その岐路が年々迫ってきているように感じます。
     できれば、人間のために働いてくれた彼らに安息が得られる世界を選択してほしいものです。

  • 『最期のロボット』本文への応援コメント

    作中のAIに、世界初のプログラマーとされる「エイダ」の名がついているのが意味深ですね……

    人より機械と会話する方を好む人たちは、既に現代にも現れている気がしていて、そう考えると遠い未来の話ではない部分があるようにも思います。

    作者からの返信

     ご感想ありがとうございます。
     実は「エイダ」と名付けたのは、昔した某FPSからでそんなに深い意味はなかったりしますが……私の創作物は、結局は雑多な過去の蓄積であって、オリジナルといっても完全にそうではないんですよね……。
     ただ、機械と会話する方が良いという方は確かに現代でも居るでしょうね。一時期、人工無能というか言葉を入力すると決まった返答をしてくれるアプリにはまっていました。
     もし、必ず望み通りの答えをくれるAIがあれば、それに夢中になって現実に戻れない方が続出するかもしれません。理想の仮想世界から、地獄の現実に戻ろうとするゲームもありましたね。
     そもそも人間との会話は、必ずしも優しい答えが用意されていませんからね。

    編集済