第5話
義両親には今までたくさんお世話になってるし、ひよりだってよくわからない義兄がいない方がいいだろうから。
しっかり勉強漬けになれる環境に身を置いて、跡継ぎとしてふさわしい人物になりたいと思う。
「というわけだけど、どうかな?」
と義両親と義妹に意向をある日告げた。
義両親は賛成してくれたけど、義妹は猛反対してきた。
訳を聞いてもまともな答えを返してくれない。
「いやっ、いやだの!」と連呼するばかり。
どうしたのだろう。
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