第3話 空から女の子が降ってきたらしい

「空から女の子が降ってきたぞ!」

「間に合わない!」


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知らない天井だ⋯ってどこここ?。


「目覚めたぞ!」

「嘘だろ?」

「え!起きたの?」


顔をジロジロ見てどうしたのだろうか?。


「君、痛い所は無いのかい?」

「痛くないけど何で?ってもしかして落ちてきた?僕」

「ああ、少しクレーターが出来るくらいの衝撃で」

「この身体どうなってるの?」

「君が分からないじゃどうしようもないな」

「名前は分かるかい?後色々とあれだからミーアに任せるよ」

「だよねー」


色々とは何なのかは分からないが、名前はそうだな...転生したのだからムカつきはするがアレにするか?あの博士は爆発しただろうし大丈夫だろう。

僕が考えている間に男二人は部屋の外へ出た。


「メイシアって言うんだが」

「メイシアちゃんっていうのね!」

「ちゃんって言われる年齢じゃないと思うんだが⋯」

「私より小さいの何言ってるのよ〜気になるんだけど、このメイド服はどうしたの?」

「何か着させられたんだよ」

「そうなのね⋯もう大丈夫だからね!」


そう言ってミーアは僕に抱きついてきたが胸があたってるし目のやり場に困る⋯。

後色々と勘違いされていそうだが、僕身長どれくらい何だ?目線は前に比べて確かに低いが。


「私の替えの服も⋯身長も私より小さいし何より凶悪なものが入らないわね」

「?」

「ここはクエストで来てるからあれだけど街まで遠いのよね⋯洋服そのままで我慢してもらえる?」

「大丈夫だ」

「メイシアちゃんは良くてもあの二人にはあまり良くないのよね⋯そのーねブラジャーして無いから見えちゃってるのよね⋯色々と」


もしかして僕痴女みたいな格好になってる?。


「とりあえずこれだけ羽織っておいてね、じゃあ外へ行きましょメイシアちゃん!歩ける?」

「全然平気、靴どうしよう」

「あ、忘れてたわ、うーん」

「とりあえず外に出て二人に聞いてみたら?」

「そうしよっか」


こうして並んでみると僕の方が5cmくらいだろうか小さい、あの変態おじさんも身長、僕より少し大きい位だったからその辺考えてのこの身長なのだろう。


「お、出てきた」

「二人とも、あんまりジロジロ見ちゃだめだよ?」

「分かってるって」

「自己紹介を先にしようか、俺の名前はオリバーだ」

「ボクはノルマだよろしく」

「僕はメイシア」

「二人とも靴ある?メイシアちゃんの靴無くて」

「素足なのか、というかそれ踏んで痛くないのか?」

「え?」


よく見たら尖った石を踏んでたが気づかなかった、この身体上から落ちたりしても平気だったしどうなってるんだろうか。


「ひとまず俺がおんぶしていくか?」

「ダメよ!」

「だよなぁ⋯」

「『錬金術』お、出来た」


地面に手を触れて錬金術を使って土とで足を覆って足底はじゃりで作った、見たが耐久性無さそうだがましにはなったんじゃないだろうか?。


「おー」

「メイシアちゃん凄い!」

「錬金術ですか、しかし⋯」

「とりあえず歩けそうだけど」

「じゃあテント片付けて出発しましょうか!」

「やっぱり魔法テント便利だよなぁ」


一瞬にしてさっきまであったテントが小さくなった、この世界は色々凄いな、とりあえず街に行ったら色々見てみるか。


「クエストは未達成なのは惜しいが街へ帰ろう」

「そうね、空島の偵察が依頼内容だったんたけど⋯」

「手がかり無かったですね」

「空島?もしかして」

「メイシアちゃんは何か覚えがあるの?」

「とりあえず街に向かいながら話そう」

「確かにそうだな」



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