なるほど。スオウさん視点ではお姉さんとは相応の距離感の姉弟という感じでしたが、茜さんの方は見方が違った訳ですね。
姉弟を行くのはなかなかアグレッシブだな、と思ってましたが、今作視点でも、青磁さんの外見人となりからしても意外な感じはしますね。偽りない人というか、ストッパーが弱いのか、別の所見てるような不思議さがあります。
作者からの返信
カワセミさま
こんにちは。拙作へお越しくださり、ありがとうございます。
一人称だと、語り手の思い込みがあるはずなのにそれをにおわせるのは難しいですよね。それを補うという意味で、同じ出来事を別視点から語るというのは面白いです。
青磁が茜と付き合っているときからすうちゃん(の手)に惹かれて行ったのはたしかです。恋人のきょうだいに好意を持つこと自体は起きがちなのではないかと推測してます。似てるので。ただ、ポリアモリー関係の同意も取らずに複数人と関係を持つのはNGですね。『茶房カフカ』でのヨシアキの語りおよび次の話でも茜が想像していますが、これはすうちゃんがかなり強引に行動を起こしています。青磁はある意味巻き込まれ?
コメントをありがとうございました。
「苛立ちを裏打ちするのはとめどない愛おしさだ。」
この文言はなかなかちょっと出ないですね。痺れました。
作者からの返信
緑色のドロドロした液体さま
こんにちは。拙作へお越しくださり、ありがとうございます。
表現に目を留めてくださったこと、嬉しいです!
でも、この文言より、緑色のドロドロした液体さまのお名前のほうがよっぽど衝撃的ですね。
ちなみに、拙作『茶房カフカ』の第一話の冒頭は「中学生のころ、ふと、恋とか愛とかって、森の奥で見つけたとろりとした緑色の沼に裸で身を沈めるみたいだと思った」でして、緑色のドロドロつながりを感じたのでした。
コメントをありがとうございました。
編集済
以下ネタバレ
あれ?なんでヨシアキ君がすうちゃんなんだっけと思ってから、あ、名前はスオウだったかと思い出すボケ気味な私です^_^;
つまりアカネちゃんもヨシアキな訳ですよね。ちやんと吉秋さんと呼んでるし、でも元カノはさん付けで現恋人は敬称略なんですね。3人が顔を合わせたらなんて呼び合うんだろうとか、余計なことを考えてしまいました。
同窓会の時点ではトキワとは既に付き合っていて、コンパルちゃんとは出会う前……で合っているんだろうか? 駄目ですね。一気読みでないと記憶が保てない悲しいお年頃です。
作者からの返信
十三岡繁さま
こんにちは。こちらもお読みくださり、ありがとうございます。
この短編では年代を明示していないのでわかりにくいですが、第一話の奈津の言葉にありますように、同級生の茜、奈津、青磁が「三十路」に入ったところです。すうちゃんは二十二、三歳あたり。トキワもコンパルさんもまだまだ青磁の前に登場していないころです(^^)
コメントをありがとうございました。
こんにちは。
「でも、二年後、あの子の部屋でふたりがキスしているのを見せつけられるとは思いもしなかった。」
そりゃ、そうですよね。予想だにしなかったはずです……。
作者からの返信
加須 千花さま
こんにちは。拙作へお越しくださり、ありがとうございます。
茜にとっては衝撃的な展開だったでしょうね。でも動揺したのは青磁を奪われたことに対してなのか、それとも、すうちゃんを奪われたことに対してなのか……。茜はそんなことを考えている余裕はなかったでしょうけれど。
コメントをありがとうございました。