強者と弱者
ずっと、眉間に皺が寄っていた。白いテーブルに俯くように下を向いて、カードの束を一枚一枚丁寧に吟味して、査定して、状態、ランク、人気別に仕分けボックスの中に入れていく、地味な作業が、鯨は大好きだったはずだった。なのに何故か、気持ちが湧かない。
カシュッ
カシュッ
というスマートフォンのカメラ機能が鳴らす音すらも鬱陶しく、つい唇が、舌打ちのような音を立ててしまう。
「チュッ…んもー…」文句を付けようと目を見開くと、目の前で作業を続ける香奈は、こう訊いた。
「何がそんなに嫌だった?」
「…?」
「丸が負けた事? それともなに?」
「………あんなのゲームじゃない」
「ぷっ…。ッゲームじゃん。随分と高尚な理念を持ってやってるのね…」
「本気でやるからゲームだよ。練習でも、いつでも。それが楽しいに決まってるし。強く成れる。あんな、ぬるま湯みたいなゲーム。何の意味もない」
「ウケる」
「チッ」、この舌打ちは、ミスではない。強い憤慨があった。
「丸はね。強いのよ? 本気でやれば」
「だったら本気でやってあげればきっとあの子も成長出来たね。才能を潰した」
「そんなんで潰れる才能は才能とは呼べない。……4年前」
「?」
「大きな大会があったのよ。日本一の超大型って、知ってるか普通。2年に1度の大会なんだけど。12月にまた同じ大会がある。6年前の出場者数は。240人だったらしい。でも、その2年後、4年前はなんとその5倍。1000人を越えた」
「………」
「日本を4つに分けて予選が行われて、本戦はその優勝者4人で戦う事になるんだけど。この、四国ブロック。愛媛と香川の県境にあるフェリーでのみ行ける【人工島 クジラシティ】。優勝者は、丸だった」
「彼が? あんなので?」
「そ、このブロック予選は4日掛かる。予選第1回戦。これはサバイバル形式で、3日間に掛けて行われる。そして4日目に第二回戦。サバイバルで生き残った人間だけで、トーナメントがある。はずだった」
「何があったの」
「四国ブロックの優勝者は、その1日で決まった」
「…………」
「四国はそれでも一番人が少なかった。200人くらいだったかな。もっと少なかったかも。私も出た。負けた。そしてその帰りにね。ゴミ箱の中に相当数のカードが捨てられたわよ」
「カードが? なんで」
「もうやりたくないと思わせるほど、コテンパンにしたからよ。…………あれは人間業じゃない。アンタはどう? 仮にじゃあ、あの美弓ちゃんレベルだとして、200人居たら全員倒せる? 1度も負けない? 200人も居たら、アンタがどんなに強くても、誰かとは張り合えるし、誰かとは、アンタの望む楽しい高尚なゲームが出来るって思わない? ……彼は思わなかった。全員を倒して、優勝した」
「…本戦は」
「出なかったって。つまんないから。お店の、オリパBOXの横の棚の一番上に飾られてる、銀色のカードがあるでしょ? 優勝者特典で、好きなカードを純銀で作ってくれるんだってさ。彼の相棒にして、彼が大会で使ったカード。あれを越えた人間は、ほんの僅かだったらしい」
「………………」
「あの子はその大会での上位を目指してる。デッキを回して、勝つイメージを付けたいだけなのよ。丸が大会には出ないと分かってるから」
「………ちょっと見て来る」
鯨は席を立って、ホールに出た。丸はイヤホンを付けたまま、事務作業を熟している。そっと、そっと、視線に触れないようにそっと、後ろに回り込んで、カウンターを越えて、オリパが並ぶ棚の横、細長いガラスケースの前に立つ。その、一番上。
三匹の犬が描かれたカードがある。
「【
「……カッコいいだろ」
静かな声で、彼はそう誇らしげに鼻を上に向ける。
「…気付いてた?」
「気付かない訳あるか。香奈から聞いたんだね。当時の事」
「……………君は悪く無くない? 弱い奴が悪い」
「ッどうかな。良いんだよ。さっき言ったけど、俺は売るのが仕事だ」
「私は認めない。あんなの」
「なにが?」
「あんなむつかしい顔してゲームするなんて間違ってる。ゲームは楽しむものだ。ゲームに楽しい以外の感情は要らない。難しく考えず、ケラケラ笑って楽しむんだよ」
「……………………。それが君のゲーム道なら、好きにすれば良いよ」
「………私とヤろうよ」
「………意味が無い」
「君も楽しめるようになる」
「俺は十分楽しんだよ。本当に。香奈もあまりゲームをしなくなったけど。俺のところに来てくれた。君、香奈の強さ知らないだろ。俺の犬犬犬を倒したのは、大会の中でたった2人。香奈と、もう一人だけなんだよ」
「200人くらい居たって聞いたけど」
「うん。人数は覚えてない。でも印象に残ってるのはその2人だけだ。香奈は最高だよ。俺が燃える事があるとすれば、きっと、また香奈が燃える時だ。2人だったら何処にでも行けるって、そう思えた」
「………………ふむ」
「なに?」
「……………やろ?」
「聞いてた? 話」
「強情だな」
「ったく。まぁ良いよ。やろうか」
「お。話が早い。ノってきた?」
「2回やろ?」
「…2回? 3回でも4回でも」
「俺はさっきのデッキで戦う。もしも君がそれに勝てたら、俺は、すこーーーーしだけ、本気を出すよ。…出させてごらん?」
「よゆー」
ゲームスペースに、二つのデッキが対峙する。そこで、カードゲーム【LOST】が始まる。鯨は、手札の五枚を顔の前に擦り付けて、その紙の臭い。使い古した少し皺の付いたカードを愛撫する。
「……行くよ。【鯨声巫女エコーラス スタータクト】」
属性【黒】 【鯨声巫女エコーラス スタータクト】 火力【2000】 能力【手番に1度、場面の呪詛を2枚入れ替える】
だが、丸の行動は少し違った。手札にしたカードを手の中で幾度か混ぜて、5枚を伏せて鯨の前に並べる。
「なに?」
「1枚引いてみてよ」
「え?」
「良いから」
ゆっくりと、ゆっくりと、その中から1枚を選び、捲った。
【餅腹 スライムキャット】
「そっか。じゃあこれで良いや。召喚。【餅腹 スライムキャット】」
「?」
「他の4枚は、要らない」
ピキッ…。
ピキッ…。
強者を自負するが故に、この行動が許せない。
「この1枚を越えたら、君の勝ちで良いよ」とまで、
属性【青】 【餅腹もちばら スライムキャット】 火力【300】 能力【この魂の攻撃を受けた相手は消耗する】
「嫌いになっちゃおっかな」
「それが力になるなら。でも残念だけど、断言しておく。コレが君が楽しめる、ギリギリ、枠外。頑張って楽しもうとしてくれ」
「…………………そ」
このゲームで先攻と後攻を決める方法は、場面に伏せてセットしたカードを確認し、先に【攻撃】の宣言をした者が先攻となる。丸が5枚の手札を選ばせる為に伏せるその準備の最中に鯨はもう終えている。丸がまだカードを確認しているその最中、鯨は宣言した。
「【攻撃】」「青」
「!?」
「【シールド】」
「チッ! 早速シールドか。…て、青?」
「そう。青の場面に青の呪詛。【相乗効果】を発動する」
「シールドの相乗効果って確か…結構ヤバかったような…」
属性【青】 【シールド】 通常効果【相手の攻撃を1度防ぐ】
相乗効果【〖活着〗 相手の攻撃を3度防ぐ】
「〖
いきなり…とんでもない引き…。
「さて…。後2回も防御が出来ちゃうね。その前に、スライムキャットを育てようか。黒。【
属性【赤】 【
【餅腹 スライムキャット】 火力【1100/1100】
「………。私も上げておくよ。緑」「白の場面で【
「な!?」
属性【赤】 【BOMB】 通常効果【相手を火力1で攻撃する】
「たった1…。そんなクソ雑魚カードを…」
「その雑魚カードで悩むんだ。十分な効果だよ」
「…………」
確かにそうだな。1の為に回復を使うのはちょっと勿体ない。でも、火力が満タンじゃないと、【元火】が上がらない。しかもダメージなら手番後に元に戻る事も無い。
「俺はこのカードが結構お気に入りでね。4年前も大活躍した」
「………………」
本当に同じデッキかよ…。圧迫感が既に違う…。いや、相手は1体なんだ。こっちが遠慮する事は無い。5体居るなら温存すべきだけど、むしろ、こっちは節約する必要が無いんだ。思い切りいくぞ…。
「それでも使うよ。緑【シャドーボクシング】」
属性【赤】 【シャドーボクシング】 通常効果【魂の火力を500上げる】
「回復も渋らないぞ…」
そもそもこのゲームで相乗効果が出る事を前提にゲームをする事が間違ってるんだ。緑で緑の呪詛を配置しておくことの方が重要。いつでも来い。
「緑。【流星クナイ】」
「な!? はあ!?」
属性【白】 【流星クナイ】 通常効果【相手を火力1500で攻撃する】
「ぐっ!!」
運良すぎ…。マジかよ…。これで勝ったなんて言わせないぞ運ゲーじゃないか…。
「さ。攻撃だ」
「………………」
シールドを掘って入れ替えが無難かなぁ…。次で火力は300に戻る。なら、此処を凌げば勝ちはぐっと近づく。
「緑。【炎】」
属性【赤】 【炎】 通常効果【魂の火力を300上げる】
「………。まだ上げるか。いや、競うよ。青。【鏡の中の蜃気楼】」
属性【黒】 【鏡の中の蜃気楼】 通常効果【このカードを使用した後、相手が使った呪詛を自分も使う】
「よし」
相乗効果なら手番中に相手が使った呪詛なんだけどね。流星クナイが使えれば良かったんだけども…。これは無駄撃ちになる可能性が高いけど十分な牽制だ。
「緑にカードをセット」
よし。緑。【森林妖精の嘆き】か。悪くないね。相乗効果なら無条件に1000回復だ。
「【森林妖精の嘆き】で1000の回復だ」
属性【緑】 【森林妖精の嘆き】 相乗効果【魂の火力を1000回復する】
「…うん。よし」
「攻撃」
「元が300上がって、破壊炎龍拳で800。炎で300。1400だね。ギリ99残る」
「何言ってんの。2900だよ」
「は!? なんで!?」
「【餅腹 スライムキャット】の【追加能力】」
「追加能力…。なんだっけ…ソイツの能力…」
【餅腹 スライムキャット】 追加能力【攻撃時、火力が500上がる】
「500上昇の効果があったか…。ならもうちょっと回復しておこう。なら私はこのタイミングで、赤と緑を入れ替える。そして緑を発動。【人魚の涙】」
属性【緑】 【人魚の涙】 相乗効果【魂の火力を500回復する】
「鯨さん」
「なぁに?」
「俺の能力、忘れないで?」
「能力って何のこと?」
「スライムキャットの、能力」
「………………あ」
【餅腹 スライムキャット】 能力【この魂の攻撃を受けた魂は消耗する】
「破壊炎龍拳、炎でまず1100の上昇で1400。BOMBの攻撃で500。流星クナイで500。そして通常の攻撃で500で合計1500上がる。そして、BOMBも流星クナイもどちらも効果は【攻撃】。つまり、最初のBOMBで1消耗し、火力は1999。その後の流星クナイで、1500の攻撃。499。スライムキャットの能力によって消耗する」
「……つまり…なんだ…。回復は出来ない…?」
「そ。元火から下がっているから、火力はそれ以上回復しない。嘆きも、人魚の涙も、無駄撃ちなんだよ」
【鯨声巫女 スタータクト】 火力【499/499】
「ほれ。攻撃続行。火力は2900」
【鯨声巫女 スタータクト】 消滅。
「…ちょっと待て…大分…マズいか…」
「まぁまぁ鯨さん。楽しめよ」
「………………」
既にスライムキャットの元火は2900にまで上がってる…。大抵、私が3番目に出すカードの火力で4500。2,3体目まではもうほぼ完全に射程圏内…。でも悠長にしてたら…今…炎って緑で使ったよな…。てことは回復が来るとすれば命光蛍。全回復カードだ…。マズいな…。
「まだ2体目だよ? なに悩んでんの」
「どうやって君を殺そうか悩んでんだよ。色んな手があって悩んじゃうよ全く」
「じゃあ一番早くて簡単な方法でやってくれない? 俺ほら。弱いからさ」
「……………」
ああ…ダメだ…。楽しい…。楽しんじゃってる…。私一人が…なのに…。あぁ…。
「早く楽しませてよ」
「…………」
だよね…。
「【鯨声巫女 ソプラニーチェ】」
属性【赤】 【鯨声巫女 ソプラニーチェ】 火力【3200】 能力【この魂が相手魂を消滅させた時、相手の呪詛が2枚消滅する】
「緑 【
属性【黒】 【
「……」
【鯨声巫女 ソプラニーチェ】 火力【3200/2900】
「もう並んだ」
「まだ並んでない。そっちは300だろ?」
【餅腹 スライムキャット】 火力【2900/300】
「………」
いや、こっちにはまだ手がある。壊せしゃ良いんだよ。呪詛を壊す呪詛を持って来れば、シールドを壊せば攻撃が通るようになる。黒を回せば良い。あのカードだ。空の十八番。呪詛破壊の【
「黒。【螺旋の薔薇】」
属性【赤】 【螺旋の薔薇】 通常効果【魂の火力を300上げる】
「俺も、緑を使おう」
「ん?」
「【
「おっと。賭けだね」
属性【白】 【
「………黒の場面に、カードを、せっと、しようとする」
「消滅する」
「!?!?」
【
「これは…」
あれほど厄介だったこのカードをそんな簡単に…? まるで…読んでたみたいに…。
『あれは人間業じゃない』
「………」
「そして、【命光蛍めいこうぼたる】」
「…嘘」
「場面は緑」
属性【緑】 【命光蛍】 相乗効果【魂の火力が全回復する】
【餅腹 スライムキャット】 火力【2900/2900】
「ほらね? 並んだ」
「今な?」
「君が見ている今は、俺がさっき視た」
「……良いよ。地道に壊す。攻撃」
【シールド】 相乗効果【〖活着〗 相手の攻撃を3回防ぐ】
「後1回」
「青だ。【
属性【赤】 【煌煌印】 通常効果【魂の火力が500上がる】
【鯨声巫女 ソプラニーチェ】 火力【3200/3400】
「ひゅう!! っほらね? 【シールド】」
属性【青】 【シールド】 相乗効果【〖活着〗 相手の攻撃を3回防ぐ】
「君は本当に…」
「ふんっ。今度はこっちの番だ」
「じゃあ赤。【雷撃らいげき】」
「……チッ」
「使うのが速いよ」
「………」
良いんだよ…。白に良いのが来てる。【イカサマコイントス】。〖活着〗のカードを伏せカードに戻す呪詛だ。これがあればシールドを伏せてもう一度使う事が出来る。
「んーーーーーーー…」
「お、悩んでるね。楽しんでる?」
「君をどうやって殺そうか悩んでるんだよ」
「おぉおぉ。悩め悩め」
「選んで良いよ? 呪詛を壊されたいか、イカサマコインを封じるか。どっちか」
「………イカサマコイン?」
「白。どうせそれだろ?」
「……そう思うならやってみなよ」
「じゃあそうしよう。【
「チッ。攻撃系か」
属性【白】 【殺意一閃】 通常効果【相手を火力300で攻撃する】
「いいよ。白で」「緑で【鏡の中の蜃気楼】」
「………………………。すぅーー…。…ふふっ…………ッおぉい…」
「俺のも復活させてくれる?」
「…………」
良いよ。どうせシールドには元々期待なんてしてない。
「スライムキャットの能力発動。500アップだ」
【餅腹 スライムキャット】 火力【3400/3400】
「攻撃」
「一度防いだだけで十分な活躍なんだよ本当はさ」
楽しい…楽しい…楽しい楽しい楽しいたの…あ…。
「なんで…そんな弱いの…?」
彼は、憐れんでいた。
「……私…だけなの…?」
まだあるよ。私のデッキの勝利へのキーカード。【
「アハッ!!! ねぇ丸くん。楽しめるよ?」
「……俺まだ呪詛破壊やってないよね…」
「あ」
「白。【
属性【白】 【
「……鯨さんってさ。負けた事、無いんだろ」
「…え? そんな事無い。私、仲間内では、一番弱かった。大きな大会でだってさ。ずーーっと、6位」
「君は、負けた事が無いんだよ」
「だから…」
「負けても楽しい。勝ったらもっと楽しい。負けても何も失うものが無くて、負けても夜のご飯が美味しくて、気付けば朝になってるくらいぐっすり眠ってる。そしてもりもり朝食を食べて、また、カードを弄る。そんなの、負けてないんだよ。その負けにも、そこに至るまでの勝ちにも、なんの価値も無い。カードゲームに楽しい以外の感情が要らないなんて、そんな言葉がその証拠だ。君は疲れはしたかもしれないけど、きっとお仲間に比べれば本気では無かったんだろ」
「………そ…そんなの…」
「言い方を変えようか。君は、今まで一度だって本気で楽しめていない」
「………………」
「ゲームで本気で楽しいって思えるのは一瞬だけだ。それは、勝利の味を占めた奴に、敗北の味を捻じ込んで味わわせる瞬間だよ。でもそれには、相手が強者である事が条件だ。俺は強い人が好きだ。弱い人は別に、嫌いじゃ無いけど、それと関わるのは別に、ゲームじゃ無くて良い」
気付けば涙を流していた。まるで、自分の人生の全てを否定されたような気分だった。
その時だった。
丸は、領域中央。【餅腹 スライムキャット】を伏せた。これは、【降参】の合図となる。
「もう良いでしょ。仕事を進めるよ」
放心状態だった。丸はテーブルの上を片付ける事もせずに、カウンターに戻った。
こんな諺がある。
『友の伏せカードは見るな』と。
「ひっ!!」
それは、まるで全てが自分を殺す為の武器だった。憎い相手に対する、昔から抱いていた負の感情をぶつけるような、計画的な犯行計画がそこにある。
「……でも鯨さん」
「…………」
「『ありがとう』」
その、夜。鯨は、丸の元を離れた。
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