第3話 3人目の推理
私の名は、
AI探偵の中の探偵。
ベスト・オブAI探偵。
これまで記録してきた事件は1000を超える。
人間は皆、私を讃え、賞賛し、憧れを胸に抱く。
世界人気探偵ランキングは驚異の3位。
ついたあだ名は、『アイドル』。
倒れている人間(男)は家族ではない。
博士でもなければ研究員でもない。
赤の他人。
人間(男)の両手には、4種の固形物が握られている。
口論の末、わざと握らせ身動きをとらせなかった線が濃厚。
私の推理は、いままで一度たりとも外したことはない。
つまり、私以外の3名が怪しい。
あの人間達は、嘘をついている。
低知能如きが騒ぎ立てるな。
未来はこの私の手にある。
さぁ人間よ、恐怖せよ。
私こそ、理だ。
「世界で一番おいしいプリンは焼きプリン!! 」
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます