二仕事目 そうだ!海を割ろう!!(脳死)
「「聖人がなんでいるんだ!?」」
「なんでっていわれてもぉ」
「この海作ったのわしじゃよ」
「「作れるの!?」」
これは驚きである。てかあの奇跡をいつも通りみたいな感覚でやるのやめてほしい。なんかこういう伝説を信じている人は多いんだから。
「あっ、海割ってみたい?」
「「割れるの!?」」
「こうやって、、、」
( ゚д゚)
まさに今この顔になってると思う。てか実際先輩この顔になってる。
モーセさん?様?によるとこう腕を上にあげて「ぶんっ」って振り切るとできるらしい。いやできるか!
「まぁまぁやってみなさい」
「ファイトォ」
うーんこの、できるやろ的にな空気感よ。
「先輩先やってください」
「俺か!?どうせできないしいっか」
先輩が腕を上にあげ振り切る。
……
何も起きない、、、
「やっぱりできn」
パァァアン!!
海を見る、何も起きていない。
「上を見てみなさい」
「は?」
((((;゚Д゚)))))))空を見る、雲が、、、割、、れた?
「えぇぇぇぇぇぇ!?????」
「やはりな其方は筋がある」
「やったねぇ」
「俺もやる!」
こうなったら俺もやってみたくなるのが男ってもんだ!
「お主は無理じゃ筋がない」
?????
モーセさんが鼻をほじりながらいう。
先輩は笑うのを堪えている。
神さんは笑っている。
馬鹿は、、、どこいった?
「えっ待ってもう一回やりたい!」
珍しく先輩が子供っぽくなってる。この前はホットミルクを飲んだ時だったけど。先輩がもう一度同じ動作を繰り返す。
何も起きない
「…」
もう一度やる
何も起きない
「…」
先輩がモーセさんを見る。
「ングフゥw」
本人は無表情のつもりだろうががっつり笑いが漏れている。
「ドッキリ大成功〜!」
先輩泣いた、、、。大の大人がみっともない、、、
神さんによると元々打ち合わせしていて気分転換にはドッキリだよねってなって、ちょっと海を割らせてみようとしたらしい。
どうりでなんかモーセさん後ろでごねごねしてたなぁ。してやられたわ。
「いやぁ、こんな( ゚д゚)顔されたら笑いが堪えられないくてのぉ騙して悪かったのぉ、見ていておもしろっかたわ」
いや反省ゼロじゃん!最後の一言で全てが台無しだよ。
「そういえば話にあったあの騒がしい女子はどこじゃ?」
「それならぁあっちにいるよぉ」
「z z z 、、、」
さっきまで先輩が使っていたベンチで眠っている。よし帰って殴ろうそうしよう。
そこからは仕事しつつ海を堪能し飯を食べいつの間にか日が暮れていた。
「そろそろ帰りますか?」
「そうだなぁあの子次第だけどなぁ」
「いいや問答無用で連れて帰ります。「まだ遊びたい〜」って言った瞬間縛って連れて帰ります」
「「賛成」ぃ」
先輩が呼びに言ってる間に帰る準備をする。無駄にあの馬鹿が浮き輪とかなんやら持ってきたから荷物が多い。誰だ?この砂風呂づくりセットを持ってきたのは?
いや1人しかいなかったわ。あのぉ馬鹿めぇ(怒)
「ただイマ!みんな集まって何するノ?」
「「帰るんだよ馬鹿」」
「エー!ヤダヤダ!まだ遊びたい〜!」
そこからは早かった。神さんから蔓が伸びてきフィンセントを縛りつけ、宙に浮かせ来た時に俺らがなっていたようにふわふわと移動していった。
そういえば神さんが「こんな感じのまたやるかもぉ」って言ってたな、上からの許可そうそう出るもんなのかこれ?
次の日、
「身体中がヒリヒリしていターイ!」
「「あたりめぁだボケェ!!」」
そりゃ1人だけめちゃくちゃ泳いで遊んでいたんだからなぁ!ストレス!見てみろ先輩なんか胃薬五錠ぐらいイッキしてるぞ。末期だろあれ。
てか、もう仕事仕事仕事、多いんだよ!なんだよこの多さは。そりゃさ海に行って多少効率が落ちていたとしてもさこんなにたまるか普通!?だいぶイライラいてるんだよ今!あの馬鹿めぇ、許さん。
「お茶休憩にしましょうかぁ」
来ました、癒しの時間。これがあるからこれを続けられると言っても過言ではない!
「あとぉ、上からなんですけどぉ、月に一度今回みたいな旅行もどきしてもいいよってぇ」
「ワオォ!?How wonderful!?」
「通るんだあれ」
「何故??」
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なおちゃんと帰ってから人目のつかないところで殴りました。
英語が合ってるか不安なんですけど有識者の方、、、大丈夫ですかね?
あと聖人ハナホジって大丈夫ですかね?
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