なっ・・・

なんかもう・・・スッゴイ帰りたいかもッ・・・・。


慌ててバックの中のスマホを出し俊也にラインをして、迎えに来てもらおうって思った。


その時・・・・。


「申し訳ない・・・お待たせいたしました!!」

さっきの淳とは全然違うトーンの声が聞こえ・・・、顔を上げると・・・・。

・・・・・・・。


ぇええええっ?!//////////



淳君が入って行った扉から勢いよく出てきたのは、

淳君にも負けないくらいのイケメンのお兄さん。

少しタイプは違うけど、


まぁ・・・言えることは・・・・淳君より優しそうな。


超~ッ!!!!


ド!イケメンッ!!


私は思わず立ち上がってしまい、膝に置いていたバックが落ちて、

スマホもそのまま落ちた。


「荷物落ちたぞッ?!」


その人は早歩きで私の前に来て・・・・・直ぐにしゃがみ荷物を拾ってくれた。


私も直ぐにしゃがみ・・・・。


「ごっ・・・ごめんなさい!!!////////」


化粧ポーチが開いてて、グロスやペンシルが床に転がった・・・。


「・・・いきなり声かけちゃったからねーーー、・・・・驚かしちゃってごめん!」


なんだか・・・なんだか・・・・。


さっきの淳君とは違い過ぎる!!!


このイケメン様が説明係り????


荷物を拾ってバックの中に入れるとイケメン様は笑って、


「何か飲む???」

と、聞いてきた。


きゃぁぁーーー///////


うんうん!!!って頷くと・・・イケメン様はまた笑って・・・・・。

「紅茶が良い??コーヒーのが良い???」


・・・・・・//////


「紅茶!!//////」


イケメン様・・・//////


ンッ?!



俊也・・・なんか変なこと言ってたよね???


私が・・・・今日・・・・心境の変化があったら・・・とか・・・。


それって・・・


この人の事なのかな・・・。

イヤイヤ、流石にこんなに格好良い人が関わってくるはずないし。

きっと偶然・・・。


イケメン様は直ぐに紅茶を入れてまた私の前に来ると、テーブルに紅茶を置いて・・・。


「座ったら???」


・・・・・///////


直立不動だった私は一回頷いて・・・ソファーに腰掛けた。


イケメン様・・・・///////



名前なんて言うんだろう。


イケメン様は自分のスマホを弄って、


「本来ここに来るはずの奴がさーー・・・会議でーーーー、来ないからーーー・・」


ドキドキドキドキ・・・・///////


「俺と話してよっか???」


きゃぁぁぁーーーーーっ////////


ニッコリ笑ったその人。



私は声が出ません!!!///////


声を出さず頷いて紅茶を飲んだ。


イケメン様は笑って私の前のテーブルにスマホを置き、


「俊也のー・・・友達でしょ??」

って、その人は笑って言った。


俊也ったら・・・こんな格好いい友達がいたのかッ???


ジーーっとその綺麗な顔を見て・・・・。


「あの・・高校の同級生です・・・・//////」


そう言うとイケメン様は少しびっくりした顔で・・・・。


「高校からッ????・・・・そんな前からなんだッ!!」





  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る