第2話 はじまり

もちろん、気色悪いって付けたのにはちゃんと理由があるからね、話を聞いてけば徐々に分かる。


まず、僕の女の子との初デートは高校2年生の時のこと。



おい、お前ら今遅くねって思っただろ、、、。



これには理由がある。僕は中学生の時かなりの厨二病を拗らせてて、女の子と話すことがダサいと思ってた。だから3年間男友達しかいなかったし、女の子との会話も授業の班活動での義務的な会話しかなかった。


いわゆる思春期特有のあれだよ、、みんなにもあるだろこんな時期。


そんな僕も中学3年生の冬に厨二病が終わり、自分のキャラを変えるために少し遠い高校に出願し、入学した。


当時の僕は高校生になってキャラ変すれば女友達も彼女もできるっしょ!!っていう楽観的な考えを持っていたのだろう。



まぁ人生そんなに上手くいくわけがない。



高校1年生の僕は異性との関わりの少なさから、

女の子に話しかけることもできないし、話しかけられても目を見て会話することもできなかったのだ。


これは至極真っ当なことだった。中学3年間異性と関わらなかった者がいきなり会話などできるわけがない。



しかし!!今は21世紀!直接など話さなくてもsnsでやりとりするという選択肢があった。


−僕はこれをフル活用した。


そして、snsによって高校に女友達が数人できた。もちろん全員直接話したことはない。

話したことがないって言うか、学校で話そうよと言われても当時の僕はビビって直接話すことができなかった.....。情けない


でもほんと直接じゃなかったら結構仲良くなれたよ。その女の子達とはメッセージのやり取りも沢山したし、夜通話したりもした。


中学の時のことを考えたら及第点だろう。


あ、どうせ今、じゃあデートした相手はsnsで仲良くなれた女友達だろって思っただろ。


でも違います。じゃあ誰だよって話だよね、じゃあその相手との出会いから回想してこうかな。

















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眠れない2時半 七味唐辛子 @Sorakaze12

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