君の気持ち
第1話
今も昔もきっとこれからの時代も金が全てだし、金さえ出せば何でも手に入ると思う。
新しい服も、女も、行きたい学校でさえも金さえあれば手に入ってしまう。
俺はつい先日18歳になったばかりの高校生。
顔は残念だし、金も無い。
前の彼女にふられてから、性欲だけはどうする事もできなくてオナニ―をする日々。
大人のおもちゃを使ったり、蒟蒻に穴を開けたり…、馬鹿なことも試してみたけれど"やっぱり女に突っ込みたい。"
そんな事ばかり考えていた。
そんな時、君に出会った。
君は学校でも有名美女。
頭も良くて、スポーツ万能で誰からも好かれていた。天は二物を与えず、なんて誰が作った言葉だろうか。
廊下ですれ違う度に香る甘い匂い。
サラサラの長い髪が風で揺れる度に君の匂いで卒倒してしまいそう。
例えるならば、
君は蝶みたいな人だった。
――別に、憧れと好きは違うし意中の相手ではない。ただ、君とヤれた男は肖り者間違い無しだ。
全校生徒の男子は確実に君を狙っているからね。
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