夏休みの秘蜜

りさの伊柚

表紙

――ギシッ、ギシッ



 ラブホテルのベッドのスプリングが軋む音と共に君の可愛い喘ぎ声が聞こえた。



「あッ…ぁん……やぁは…」



 君は瞼を閉じ、俺が与える衝動を気持ち良さそうな表情で受け止めていた。



 俺も気持ち良くて君のナカで果てる。






 俺達は余った時間に会って身体を重ねるだけの関係。


 ただ金が欲しくて股を開く君と、性欲処理をしたくて金を出して身体重ねる俺。



 これからもこんな関係が続いていく筈だった。



 ――――なのに君は…?




 君はどんな気持ちで俺に会っていたの?

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