おまけ②
バニーの日(2023年8月2日アップ)
*描写あり
「こんなの似合うか!!」
俺は恋人であり仕事のパートナーである、高崎由宇に渡されたバニーガール(?)の衣装を放り投げた。
「ええ~絶対似合うのに。今日、バニーの日なんだって。ね?着てよ。ダメ?」
「ふっ…ざけ……!!」
「約束したじゃん。ポルシェ納車したらなんでもしてやるって。遅くなったけどさ。ダメ?」
「う゛ッ」
コイツの上目遣いは、俺を弱らせる。
「……ったよ、き、着替えて来るから…」
「着方分かる?手伝おうか?」
「いらん!来るな!!」
―5分後。
「ゆ、由宇……これで、いい、のか?」
乳首とちんこをなんとか隠す為だけの申し訳程度の布に、網タイツ。
ウサギの耳は勿論、しっぽもついている、が。
そのしっぽの先端はバイブになっていて、俺の中を動き回る。
網タイツは、しっぽを見せるためにご丁寧に穴まで開いている。
「おま……っ、とめ、ろってぇ…!」
立っているだけで精一杯な俺を、由宇はニヤニヤしながら見つめるだけ。
必死に声を抑える俺を見るだけ。
「~~っ、う、っく、はぁっ、あっ」
「千紘、かわいいよ」
由宇が突然、俺の耳元で呟く。
「ひっ、うううっ!」
「あ、イきかけた?どんどんえっちになってくね」
「う、るさ…っくぅ!も、動かすの……」
「やめていいの?イきたくない?」
まだ辛うじて理性の残っている俺に出来ることではないが、こいつが俺に何を言わせようとしているかってのは、わかる。
「ね?千紘、道具でイっちゃう?」
「うる、さ…ひっ!っあ、あ、あ、あっ」
由宇がしっぽを出し入れしてくる。
その度に、中のものが俺の前立腺を擦る。
「っ、あ、も、やめ……っっ!!」
頭が真っ白になって、ちかちかする。
(やばい、イく……っ!)
しかし、由宇は突然しっぽを動かすのをやめる。
「~~っ、あっ。ゆう……っ」
「俺以外でイくなんて、だめ。許さない」
たかが道具にまで嫉妬する由宇が愛しい。
なんて思う俺は相当こいつに毒されてる。
「じゃあ、お前のでイかせてみろよ」
と、煽ったのが間違いだった。
***
「も、でなぃ……ゆるし…」
「だめ。まだイき足りないでしょ?」
「む、り………っも、お」
「大丈夫」
出るものも出なくなって、ふにゃふにゃになった俺のちんこを由宇はまだ大丈夫と言って扱いてくる。
「も、むりって…言って……」
「潮、吹いたことある?あったよね?やろっか」
「や、いやだ、あれいやだって……!」
あれは、俺を俺じゃなくならせる。
女みたいに、ちんこからぷしゃって、潮が出る。
気持ちいいけど、ケツでイくよりも体が重くて、しんどくなる。
「う、うううっ」
「怖がらないで、大丈夫だから」
「あれ、いやだ…っ、おれ、女みたいに…っ」
「泣かないの」
(もうそこらの女よりもエロいの、わかってないんだ。ま、そこもかわいいんだけど)
ひっくひっくと泣くかわいい恋人をなだめながらも、俺は千紘のちんこを扱く手を止めることはしない。
「やめろ、ってぇ…!」
「ごめんね、やめない。もっと俺の手で泣いて」
「やだぁぁ…!」
こうやって駄々をこねるところもかわいい。
普段じゃ見せない態度だ。
いつもかっこよくて、力持ちで、でも口が悪くて。
凄く車が大好きで、車の事になると子供のように笑顔で、目がキラキラして。
かわいいかわいいだいすきだいすき。
絶対に他の誰にも渡さない。
千紘は俺だけのもの。
「千紘、好き、大好き愛してる」
「やだあっ!ゆう、とめへ、とめへぇっ!!」
「イく……っ、受け止めてね、千紘」
「やらぁっ、あ、あ、あ、くるっ、きちゃうっ!!うぁぁぁぁっ!!!」
びゅるるるるっ!
俺は千紘のナカでイった、そして。
びしゃっ!
「あ、あ、あっ、あひっ……」
千紘は潮を噴いて、そのまま気絶した。
それから一週間、俺は千紘に口を聞いて貰えなかったのは言うまでもなかった。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます