第15話
「君が
「っ!? は、はい!」
急に背後から現れないでくれ!心臓止まるかと思ったよ!!
未だ心臓がバクバクしている私をよそに、「よかったぁ」と言って眉を下げて笑うこの美少年。
······あの、一体どちら様ですか?
そんな不思議そうに見つめる私の視線に、美少年くんは気づいたご様子で。
「あ、驚かせちゃってごめんね?僕、特進クラス三年で生徒会長の
「生徒、会長······?」
その言葉に、一瞬にして背筋が凍りつく。
が、すぐに首が取れそうなスピードで頭を下げる。
「ももも申し訳ございません!不躾な態度を!」
「······え?君、まだ『はい』しか言ってないよね?」
「はい!」
「······?」
やばい。会長の顔がどんどん曇っていく······!
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます