第10話
「……揉ませて」
「なっ」
そう呟きながら徐に裸の胸に手をやって揉み始めた。
うどん処【かのう屋】の店主であり、血の繋がらないいとこでもある10歳上の
私、
「ん……柔らかい」
「あっ、ちょ、ちょっと……篤──」
「ん、乳首立って来たな」
「! そ、そういうこと朝からいわないで!」
「ふっ……相変わらず可愛いな」
「って、ちょ、あっ、や、止めてっ」
「止めていいの? ここ、もうすっごいことになっているけど」
片方の手が下着の中に入り込み浅い茂みを割ってヌプッと指を差し込んだ。
「もうヌルヌルだぞ」
「あ、んっ」
グチュグチュと指で擦られ、ナカからどんどん蜜が溢れ出て来た。
「昨日散々啼かしてやったのにまだ欲しいか」
「ん、んんっ」
ビクビクッとしなる体を抱きかかえるように篤志くんは私の両足の間に入り込んだ。
「真子が欲しいもの、あげる」
「!」
寝起きで微睡んでいた頭は一気に覚醒モードになった。篤志くんが少し腰を動かしただけで意識が飛びそうだった。
やがてゾワゾワとしたあの感覚が襲って来る。キュゥゥゥとナカが収縮して篤志くんを締め上げた。
ドクドクと流し込まれる生温い熱がじんわりと私を満たして行った。
(はぁぁ……また朝からヤッてしまった……)
しばらく茫然としている私に向かって篤志くんは事も無げにいう。
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