第5話 私の【恋人】

大好きな恋人と今日は一緒に登校をしています。電車に乗って、誰にも見られたくないから私が壁をしなくちゃね。


[なにを、してるの?]


頬を赤くしながら言った貴方。


「なにも…!」

学校につき、授業が終わって、お昼時間


「今日は二人きりで屋上で食べない?」


[うん、いいよ!]


黙々と食べていたら、

[私ね、本当に美七海ちゃんに感謝してる。どうして私のことなんか好きになったかわからないけど。最初はイタズラかと思ってた。でも今見ればわかる。本気だって]



貴方は、今日一のキラキラした瞳で見つめる


[わ、私ってチョロいかな…]



「うん。チョロいね」


そう笑った。



でもね、貴方のおかげで世界が変わった。


全てが好きになれたの。あの時までは、


私があの日休んだからいけなかったの。

いや、琴葉を一人にさせてはいけなかった。


壊れるのなら、壊してしまおう。

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