あーやだやだ。そんな汚らわしい手で貴方を触れないで。

「ねぇ？私の恋人と何を話してるの？」

「え？いや別に…」

そいつの顔を引っ叩いてあげた。

「琴葉、何してるの？」

そんな奴と話してないでよ。

［え、なにを、してるの？］

「この人危ないよ、汚らわしい噂ばかりの人よ。」

貴方は戸惑いながら、何か決心をしたように私に顔を向けた。

［ありがと！私、楽しいよ。毎日ね！あなたのおかげだわ！］

あぁ、可愛い瞳で見つめないで、何もかも許してしまいたくなるじゃない。

「恋人になるって言ってると同じよね!!」

［えと……。うん、いいよ感謝してる。私に、ここまでしてくれる子美七海ちゃんしかいないよ!］

「え！まじ美七海と付き合うのか！これが同性愛なんだなー！俺もそんな恋愛したいぜ」

クラスがザワついた

あぁ。やっと貴方が私の【物】に。

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