第3話 友達…?

「おはよ!琴葉!!」


[お、おはよう。美七海ちゃん…]


ちゃん…ずけ、なんて可愛いのだろう。

私を見てくれる瞳、全てが吸われそうな気分に、なちゃう。


[えと…何か付いてる?]


「付いてないよ!可愛いと思って」


[美七海ちゃん何を言ってるの…!私、貴方が考えてること本当にわからないです。]


「大好きだから、私本当に貴方が欲しいの」


[うん…美七海ちゃんの気持ちわかったよ]


とてもキラキラしてる瞳で私を見るなんて、

とても愛おしいな。


こうして、琴葉との生活も一週間が過ぎた。


琴葉は今では、クラスにも馴染めることができ、私にとても感謝してるらしい。


【そんなの、私は許さない】


ずっと一人でいて、皆なんか興味なくて、私と本だけしか興味ない子が良かったのに、許せない、みんな私の宝石に触れないで。


「触れないで。」

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